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2004/03/10(水)
キネマ旬報
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キネマ旬報もつよぽんが表紙なのは知ってた。けどあの雑誌があまり好きじゃないんで「これは買わん」と心に決めていた。でも...今日、本屋で見ないよ〜にしてたのに見てしまった。見たらしょうがないから立ち読みするじゃん。
表紙 草なぎ剛 大きな文字と素敵な写真
巻頭特集 ホテル ビ-ナス つよぽんの素敵な写真がなんと6枚。その他、映画の写真、舞台挨拶の写真掲載。
記事がインタビュ-も含め14ペ-ジ、しかもそれとは別に巻頭インタビュ-が市村正親。
こんだけ載って、ほんと写真も素敵だったので買うしかないわな〜。内容もずいぶん誉めてあったし。表紙が草なぎ剛ってことは、特集がホテル ビ-ナスってことは当然 発行部数も見込んでのことだよね。それなのに、春休み映画についての話でホテルビ-ナスについて
「企画性が先行して制作者だけがたのしんでいる」だってさ。持ち上げて持ち上げて、ここで落とすかよっっっ。
この雑誌に限らず、日本映画の関係者って一般受けする映画を嫌う傾向が有り有りなのだ。このあいだの日本アカデミ-ショ-だって やっぱ映画ってヒットしないと お金稼げないとだめだろう!!なんて思いながら授賞式を見てた。
主演女優賞総ナメと言われた寺島しのぶの映画を見た人があなたのまわりに何人いますかぁ?あれだけ大ヒットした『踊る大走査線』を話題賞だけに留めている映画賞なんてどこに意味があるんだか。「黄泉がえり」なんて無視だしさ。
賞にはそれぞれ主催者の意志が感じられて良いと思うけど日本アカデミ-が「ヒット作なんていらね〜んだよっ、分かるヤツだけついて来やがれ」的な態度だからいつまでたっても邦画はこんな状態なのだ。
そんなに一般人が見る映画が嫌いならテレビ中継なんかするなよっ。なんかみっともないっちゅ〜の。それでもテレビにはすり寄るんかい。で、映画ファンって人にはヒット作を認めない的な人が多いからもうダメダメ。本場のアカデミ-賞の作品は知っててもさ、日本のアカデミ-賞の作品を知らない人が多い こういう状態がお好きなんでしょうか?日本映画の関係者はっ。だから邦画に人が入らないのさ。
ま、怒りはこれっくらいにしといて 今日、ホテル ビ-ナスのサントラが届いた。これが良い。時間がなかったのでお風呂の脱衣所に小さいCDデッキ持ち込んでお風呂に入りながら聴いた。ピアノの曲が多く、とても心地良い。たぶん映画を見たらもっと感情移入して聴けるんだろうな。
テ-マの様に何度も入っている『DESPERADO』これは元々イ-グルスの曲だということを今回初めて知った。イ-グルスのは使ってないけど。(イ-グルスのを使うと使用料が1千万円くらいかかるらしい)
母の持っているイ-グルスのベスト盤のラストを飾っているのがこの『DESPERADO』意味は「ならず者」これ、イ-グルス盤すっごくいい。もちろんサントラに入ってるKOKIAのもいいんだけど男の人の声だと「ならず者」感が一層かもし出されるような気がする。
『僕カノ』どんどん物語りが悲しくなるな〜。凛ちゃんがどっちに行っても不幸になることはないだろう。なんだかおせっかいな小雪見てると可奈子とヨリ戻してくれぃと思ってしまう。
今日の朝刊に『砂の器』の和賀の運命を知っているのは一部のスタッフとキャストでは中居ちゃんと原田芳雄だけだって書いてあった。すっごい戒厳令なのだ。
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