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2006/02/07(火)
ブリの鍋照り焼き
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料理教室の日です、今日は久しぶりに日本料理的なレシピ。 「ブリの鍋照り焼き」「鰻の茶碗蒸」「春菊のくるみ和え」の3品でした。
教室では、だいたい西洋風の料理が多いのですが、珍しく和風ということで、材料の種類も少ないし、家庭料理にある献立ゆえ、軽い気持ちで部屋に入りました。
と、講義を始めたのは和風料理に詳しいベテランの先生、講義を始めるや、まあ日本の伝統的な料理の話から、料理屋さんでの作り方まで、つぎつぎと様々な話を交えながらの講義でした。 メモを取るほうも、料理の手順、方法もさることながら、日本人でありながら、意外と知らない「和料理」の知識をメモることに忙しかった。
先ずはブリの切り身に軽く振り塩して放置している間に、かぶの菊花切りからスタート。 (・・と言ってもこの塩の振り方も高い位置から薄く均一に振るコツの伝授された。教室だからいいけれど、家庭の台所では周りを汚すのではとつい躊躇するような・・)
さて皮をむいたかぶは、底部を残して縦横に包丁で切れ目を入れるのですが、失敗を恐れて菜ばしをストッパーに使ったので、まあまあの出来具合。 海水より若干濃い塩水に20分ほど漬けてしんなりさせたあと、甘酢に漬け込んだ。
今日は3人グループだったのだが、茶碗蒸のだし作り〜結び三つ葉つくり〜春菊を茹でてしょう油洗い〜あたり鉢でのくるみのすりつぶし・・・ 意外と忙しい。 そんなに工程が多いわけではないのだが、何かちょっと注意をしないと味をこわしてしまいそう。 それに、日本料理特有の「目で食する」部分への気配りが面白いところでもあった。
今日は、盛り付けの食器も、いつもとは当然違っていたが、できた料理は、全ておいしかった。
食事後に、レシピを用意したいつもの女性の先生に聞いたところ、講座前の打合せで、ベテランの先生が日本食なら俺の出番、「今日は俺が講義する」と云って張り切っているので、お任せしたとのこと・・
先生の持ち味もまた感じられる楽しい料理教室であった。
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