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2005/12/08(木)
「練炭」に最先端の技術?
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テレビで報道されたある電器メーカーの暖房器具の不完全燃焼事故の話がきっかけで、子供時代からの暖房の変遷の話になりました。
戦後まもなくは、石油さえも十分に手に入らず、もっぱら木炭や石炭とか薪が全盛だった時代がありました。 バスの最後部に、薪か石炭を燃やすかまどを背負っていたのをなんとなく覚えています。
家庭の室内暖房も炭が主流でしたが、練炭も使われていました。 そうです、蜂の巣状に穴の空いた炭ですね。 練炭は「木炭の細かい粒を練り固めたもの」ではなく、比較的上質の石炭から作られたそうです。
いま練炭を使っている家庭は少ないと思いますが、実は最先端の技術が使われて、褐炭などの低品質の石炭資源から強火力の練炭が製造され続けているのだそうです。 東南アジア等に技術輸出されて、木材資源の乱伐防止に役立っているということ。
私の記憶では、練炭を火鉢の灰に埋けるときに、着火した面を上にして置いたほうが、効率よく、そして一酸化炭素が少ないと教えられたように思います。
確か、物置に大きな火鉢と木炭箱があるはずだし、練炭も2〜3個はあるかも知れない・・・ 暖かくなったら片付けようと言っているうちに夏が来て、涼しくなったら片付けようと云っているうちに又冬が来る・・ 何十回も繰り返して、古くはなっても、決して我家のお宝にはならない代物ですね〜!
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