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2006/10/26(木)
サバを食べよう(でも時々)
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・一度会った人なのに、名前を言われても顔を覚えていない ・顔はわかるのに名前がわからない ・よく物をなくしてしまう よくあることです・・私だけ? こんなことが頻繁にある人は「DHA」が不足して脳の細胞膜が硬くなっているのだそうだ。
細胞の表面にある薄い細胞膜は、栄養素の取込みや老廃物の排出が役割だが、脳の細胞の場合は「情報伝達の働き」という大事な任務があるのです。
人間の脳の内部では、様々な場所が役割別に分担して考え、その各場所の情報をあちこちから集めてくることによって考えがまとまり、行動に移すことができるのだそうです。 このとき脳の各場所をつないでいるのが“神経細胞”というやつですね。 神経細胞は細胞同士の情報交換がしやすいように、手足をたくさん伸ばしています。
細胞膜は常に柔らかく保たれている必要があり、この細胞膜が硬くなってしまうと情報伝達がうまくいかず、判断するのが遅くなったり、思い出せなくなってしまいます。
そのまま放っておくと脳全体の機能までが衰えてしまいます。 そこで必要なのが、DHA(ドコサヘキサエン酸)。
DHAは不飽和脂肪酸の一種で、青魚などの脂に多く含まれているのは、最近ではよく知られています。 DHAは体の中で作ることが出来ないので、食事で摂取するしかありません。
血中のDHA量が倍近くに増えると、記憶力が1.6倍になるという実験結果もあるらしい。 DHAを摂り続けていると、脳の広い範囲を使うようになって、脳全体が活性化されるのでしょう。
DHAの1日あたりの目標摂取量は1000mgだそうです。そのためには 1:マグロのトロ 刺身2切れ 2:サバ 切り身1切れ弱 3:サンマ 刺身4切れ 4:イワシ 1尾 5:サケ 切り身1切れ 6:ウナギ 1/2尾 のどれかを摂ればよいことになります。
とくにサバの場合、脂身は DHAの他に EPAを多く含んでいます。 EPA(エイコサペンタエン酸)は血液をサラサラにすることで生活習慣病を防ぐ働きがあると言われている物質ですね。 DHAが不足すると、EPAが変身してDHAになり不足を補ってくれるそうです。
サバの缶詰はDHAが閉じ込められていて、DHAの損失が殆どない由。 さあ、明日から「サバ」にしよう! ・・・ でも、周りの頭の良い人って何故か疲れてるようだし?・・
やっぱりサバはときどきにしよう。
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