〜花抜坂中納言日記〜
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最新の絵日記ダイジェスト
2007/08/01 モノを知らない。
2007/05/04 とりとめもなし。
2007/05/03 大型連休。
2007/04/30 3タテ。
2007/04/29 紀尾井ホール。

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2007/04/09(月) 不安定な大気。
 このシバイ(国立演芸場四月上席)はホント天気が不安定。

 楽屋に入った時と、出る時。
 地下鉄の駅に入った時と、出る時。
 たいてい天気が違う。

 ぎりぎり、濡れずに帰ってきたと思ったら
 案の定、カミナリゴロゴロ、雨ザーザー。
 その最中、インターホンが鳴ったと思ったら

 「これから外で、ケーブルの配線の工事はじめてもよろしいですか?」

 とのこと。
 別に構わないけど、今?
 外は、凄い雨よ。

 30分後「終わりましたので、ありがとうございました」とさ。
 ありがたがられるようなことはしてないね、あたしゃ。

2007/04/08(日) あと、ふた駅。
 有楽町から蒲田へ出て帰ろうと、京浜東北線へ乗る。
 電車の揺れと、酔いに誘眠され、熟睡。
 ハッ
 として、起きた時には、もうとっくのとおに
 多摩川を超えて、東京都を脱していた。

 多摩川ばかりぢゃない
 鶴見川だって
 大岡川だって
 みんなみんな夢のうちに通過

 『港南台』

 終点・大船まで、あとふた駅。
 「どこなんだい?港南台」
 と、とりあえずひとりごちて
 自嘲気味に笑ってみた
 が、上手く笑えない。

 こんな夜は、春まだ寒い。

2007/04/07(土) 池上から蒲田。
 久方ぶりに、イヤぁな汗かきました。
 池上さくら寄席、次回もありますんで、是非温泉と落語でも…。


 終演後、助演の風車と仲間うち4人で蒲田へ。
 いかがわしい通りの、まっとうな鳥屋『鳥樹』で打ち上げ。
 蒲田にも、まだまだいい店が沢山あって、嬉しくなる。

 今日は、言いたいことをみんな酒に流してみたりしました。
 そんな夜も、あったりします。

 蒲田は、そんな色んな想いを抱き留めてくれる、猥雑な下町です。

2007/04/06(金) 天竜下れば。
 お稽古場のお浚い会も済み、新しい曲に。

 『天竜下れば』

 冒頭、何度も走る。
 「こりゃ、また大変そうだ…」
 とひとりごちると、お師匠さんが
 「大変です」
 と、キッパリ。
 夏の浴衣浚いにむけて、と云うことらしいです。

 今日は、国立の『昼の部』勤めてから、蒲田でお稽古、それからまた『夜の部』へ。
 この興行のひと山を越えた感ですね。

2007/04/05(木) 五日目。
 …中日(なかび)と呼んだりもするが
 どうも大袈裟だと、五日目と呼んでいる。
 が、久々に丸々十日間出る身には
 五日目は「中日」でしたよ(笑。
 やっと色んなバランスが取れて来た…。
 明日の二回公演がヤマ場ですね。

2007/04/04(水) 大和屋Ver.
 今日聴きにいらしてた
 大和屋(=十世三津五郎)贔屓の方が自身のblogでおっしゃってたが
 『浮世床・大和屋Ver.』
 が出来やしないからボクも考えてみた。
 なにしろ、わたしも大和屋贔屓なので演れたら愉しそう。

 ネックは『音羽屋』を「とわやッ!」と呼ぶ、リズムだと思う。
 『大和屋』だとさしずめ「まとやッ!」となる。
 『音羽屋』と云うコトバ自体が持つ雰囲気は、たいしたものだ。
 これさえクリアー出来たら、出来ないこともなさそう。

 そうなると舞台は『芝居』じゃなくて『踊り』かな?とか。
 これ考え出すと、ちと愉しい。

2007/04/03(火) 可否道。
 高座をおりて、楽屋で悶々としてたら
 扇辰(入船亭)兄さんに誘って頂き、こーしー(珈琲)屋に。

 国立(くにたち、でないよ。たけ平はこくりつの仕事をくにたちまで行った経験あり)近くの
 『可否道』と云うお店。

 ボクは滅多に珈琲飲まないで、紅茶なんですが
 その『可否道』は
 うち珈琲一筋ですから
 自分不器用ですから
 みたいな店。

 なんで

 アメリカンローストを頼んだら
 すっごいの出てきました!いや、気に入った。

 蕎麦茶のような
 焙じ茶のような

 この興行中に、また行こ。

2007/04/02(月) 大陸から。
 クルマで寄席へ行こうとしたら…
 「きったねぇ」
 キモチが萎えてくる
 髪型が決まらないのと同じくらいに。

 なんでも「黄砂」が大陸から飛んできてるとよ。
 そうラヂオで教えて貰い納得。
 すぐそこの東京タワーがボヤケちまってる。

 花もなんだか、寂しそう…。

2007/04/01(日) 初日。
 わかった!
 初日緊張するんだ。
 なんだろ?
 おなじことしか出来ないんだけどね。
 なんだろ?

 で、今日は師匠休演。
 代演の師匠に御礼を言って、都内うろうろ。

 夜は、入院されたお客さんのお見舞いへ。
 入院のお話しを聞いたのが自分の会の前日。
 言い訳にしかならないけど、色んなことに気を取られてお見舞いと言う発想すらでなかった。
 それに気付いたのが、昨日のこと。
 で、さっそくお見舞いへ。

 いろいろ話をしていて、人の運、不運を強く感じました。
 人間って「生かされている」んだよね、やっぱり。
 そしてまた「生きたい」って想いもやはり大事。

 とりあえず、元気そうでホッとした。
 と、言うより、貰ったメールでは軽いタッチだったのに、結構やばかったとは…。
 それを考えると、元気過ぎるぐらいで良かったです。


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