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2006/04/18(火)
お別れ。
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歌司門下になって以来、ずっとお世話になっていた方が急逝された。 その日の仕事が終わって、ホントにキレイにこの世とお別れをなされたらしい。 小学校来の幼馴染という方が、少し羨ましそうに話して下さった。
結局―。 ボクはなにひとつ恩返しも出来ず、始終甘えるばかりであった。 悔しいとか、ショックというより、ただただ寂しい。
下町、深川、神輿、祭り。
問わず語りに聞いた数数のお話が、ボクの落語の中に生きている。 そして、これからも生かしていきたい。 そんな恩返ししか出来ないが―。
きっと。 お前ぇに恩返しなんかされたかねぇよ。 と言われるかも知れないが…。
さっぱりと、江戸っ子らしく。 最後の最後まで大切なことを教えて下さった。 合掌。
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