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2006/10/05(木)
弁天山美家古寿司。
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老舗の暖簾をくぐるタイミングは、何時も難しい。 その向こうにある世界への敬意と畏怖と憧れがあるから。
そのタイミングが合っているのかいないのかわからないが、浅草は弁天山美家古寿司の暖簾を初めてくぐる。
ここは、敬愛する先代馬生師匠が、我が家のように愛したうち。 店こそ改装されたが、お酒が好きで、ここの当に『江戸前寿司』が好きだった金原亭の師匠の息吹を少しでも感じたくて、つけ台の前に座らせてもらう。 それだけで、感動。 そして五代目の握る至芸の数々を片っ端から食す。 ただ、旨い。
最後に、馬生師匠のお話と身分を軽くお話しし、店をあとに。 落語周辺の話をしたとき、いっそ表情が明るくなった主人。 また来よう。 来させてもらおう。 寄席の帰りに。
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