〜花抜坂中納言日記〜
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2005年7月
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2005/07/07(木) ささのはさらさら。
 彦星と棚機つ女とこよひ逢ふ天の川戸に波たつなゆめ[萬葉集]

 天の川をはさんだ彦星と棚機つ女(たなばたつめ)、ようするに織姫に一年に一度の逢瀬を過してもらいたいと思う気持ちはやまやまだが、七夕は旧暦の七月、つまり秋である。

 だから、夜空を眺めても彦星も織女星も見ることはできない。
 織女星こと琴座のα星ベガが頭の真上に見えるようになるのは、八月も下旬になる頃だ。この星はかなりはっきり見えるから分かると思う。

 夏の終わり(はじまろうとしている時分になんだが…)、に酔って歩いていても、この星だけは見つけられる。

 ちなみに、この星の別名『夏の夜の女王』、そんな大袈裟なネーミングが晩夏になんとなく寂しい響きをのこすような、そんな気がする。

 終わるころ、その眩しかった季節の後に決まって少し寂しくなる、そんな眩い夏がもうすぐやって来る。

 そんな、もうひとつの七夕の日。


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