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2005/05/19(木)
タネ。
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夜、柳家初花の独演会『初花のタネ』へ遊びにゆく。
その前に、吉祥寺の焼鳥屋『いせや』でひとり献杯。 先日急逝されたフォークシンガーというか吟遊詩人、高田渡さんが好きだったうちだ。偲ぶと云うほどではないが、高田渡さんの姿を想い浮かべて一杯。
まだ、空は明るく、時間もある。ハーモニカ横丁をうろうろ。そのうち一軒にスゥーっと入って、チョコンと座り、ロックの麦焼酎がパッと出て来て、グッと呑む。 酔うにつれ、店のコや、隣りで飲んでた学生のアンチャンたちと、ワイワイ。いいね、この街は。酒文化が成立してるのよ。 あと少しで、本来の目的を忘れるところ、そうそう初花の会に行くんだった。 初花3席、ゲストは新二ツ目の三遊亭金翔と仙三と妹弟子の仙花。盛沢山。 打ち上げで、気になったところ、良かったところ、などなど忌憚なく伝える。基本的には前向きなことばかり、偉そうに言えた立場じゃないからね。
結局、この日は吉祥寺で5軒。 初花はいい酒を飲めたのかな?どうなんだろ? こればかりは、当事者しかわからない。
ボクは朝の吉祥寺のホームにいた。 この中央線沿線の、妙に若々しく生生しい雰囲気に触れた一日が、終わろうとしていた。
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