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2005/04/03(日)
臥薪嘗胆。
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もっと、もっと負けを味わい、悔しさを噛みしめ、泥んこになって魅力的な藝人になりたい、魅力的な藝人は魅力的な人間なのである。少なくともボクはそう思っている。
ボクは世の中に出て、藝人と云う生き方しか知らない。あんまりいいことではないのかも知れないが、仕方がない。 自分の全ての基準は『藝人』なのだ。
噺を磨きたい、自分の噺をつくりたい、そしてそれを自分のタメに演りたい。 藝人である以上、落語家として「生きる苦悩」を語っていきたい。 喜びも、悲しみも、みな「生きる苦悩」なのだ。 それは、まるでボクらの生き方そのものだ。
スポットライトは華やかに高座を照らし、そして陰りを創る。
そんなふうに、毎日生きている。
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