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2005/03/05(土)
宿酔い版若旦那。
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スーツのまんま寝ていたというか、布団の上に倒れていた。 宿酔いの鈍いアタマで昨夜のコトを思い出す…と、またアタマが痛い。ガンガンもするしズキンズキンもする。胸のムカツキも抑えられない。 そして、アタマの真ん中、奥底にある遠い記憶が引っ掛かる。 7日の日の約束だけを、鮮明に覚えている。 あとの事は、忘れたのか忘れたいのか定かではないが記憶が朧気。人間は実に都合がよく出来ているワケだ。 そんなアタマで国立5日目、中日。 約束の7日まで二日もある。
土曜の首都高を、気分とはウラハラ爽快にとばして自宅から20分で国立演芸場へ。終日頭痛、吐き気。 楽屋に入ると、まだ酔いから覚めてないのか妙なテンション。 客席はいっぱい。 楽しみである。 こんな日は、ご存知「湯屋番」。 もっと、爆発がほしかった…まぁこの体調でよくやったよ、アンタ…という感じだ。 高座の上は実に心地よい。 煩雑なことをすっかり忘れられる。 そして今日もボクはあの人のタメに落語を演った。 今のボクに出来ることは、それしかないから…。
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