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2005/03/17(木)
ほろ酔い。
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早朝、蒲田から家まで歩く。 ほろ酔い加減に春の香りがする風が心地好い。そして、桜の花咲くころ「サヨナラ」と言わなきゃいけないひとのことを想って歩いていた。 彼女との一分一秒、一言一言を忘れないように『ほろ酔い』で止まるようにもなった。酔ってなくてもダレないところをみると、やっぱり本気だったのかも知れない。
そうして、ふらふら歩いていると都都逸が口をついて出た。
「この酒を とめちゃいやだよ 呑ませておくれ まさか素面じゃ 言われない」
歩くにはだいぶあったが、何を自分が「素面じゃ言われない」のか考えるには充分の道程だった。
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