〜花抜坂中納言日記〜
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最新の絵日記ダイジェスト
2007/08/01 モノを知らない。
2007/05/04 とりとめもなし。
2007/05/03 大型連休。
2007/04/30 3タテ。
2007/04/29 紀尾井ホール。

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2005/11/14(月) 泣き落とし。
 シークレットライブの後は、レギュラーの単独落語会『蒲田系実演集会』。
 はぁ、今度は『火事息子』だ…。
 それにしても『火事息子』って、スゴいタイトルね。どんな息子だって話ですけれども、いいお噺ですよ、人情噺。

 11月22日。
 下丸子の大田区民プラザ(以前、使ってた会場です)、19時開演です。
 よろしくどーぞ。

 これが成功しないと、お正月が越せないもんで…って、泣き落としかよ…。

2005/11/13(日) 7年。
 『錦の袈裟』無事ネタおろし。噺に入るまでに、客席をいい雰囲気に出来たのが勝因。
 結局、お客様に幇て頂いたようなもの。
 善く言えば、演者とお客様の想いがちょうど重なって合わさったワケだ。

 にっぽん丸でのお仕事以来そこら辺の意識が変わりつつある。
 噺の技術向上はもとより、メンタルな部分をもっともっと研かなければ…なんてことに気付くのに、7年もかかってしまった。
 こんなことなら、死ぬまでに何が出来るやら…。

2005/11/12(土) 珍事。
 久々の『純ネタおろし』が控えている。
 と言うのも、ボクはたいてい、福祉施設などでネタおろしをして、調整をしてしまうからだ。

 だいたい、ネタおろしと云うものをお金を頂いて、しかるべきところで演ると云うことに抵抗を感じてしまう。
 確かに、初物を見たいと云う心理も理解できるし、それを演っている方々を批判する気は毛頭ないのだが…。

 これはつまり、ボクの心の問題に外ならない。

 まぁ、そんなワケで久々の『純ネタおろし』を明日の、蒲田系シークレットライブ酒気帯び集会でかけるわけだ。
 ネタは以前書いたように、会主のリクエストにより『錦の袈裟』。

 久々のネタおろし、愉しみである。

2005/11/10(木) 冬のスタンダードナンバー。
 今月の噺。
 
 『錦の袈裟』
 お客さまのリクエストにより、蒲田系のシークレットライブで演ります。初演です。
 来夏にでも、レギュラー版蒲田系實演集会でお披露目したいですね。愉しい噺。

 『火事息子』
 11,22蒲田系實演集会でのトリネタです。
 三代目桂三木助師匠の形で、弟子だった入船亭扇橋師匠からの流れです。
 冬のステキなお噺。

 『時そば』
 上に同じく22日の下丸子で演じます。
 これまた冬のスタンダードナンバーから。

 『雑俳』
 前座時分からよくかけていました。
 最近、演り手も少なくしっかり演るとちゃんとウケる、好きな噺です。
 實演集会の最初を飾ります。

 以上、今月の噺。

2005/11/09(水) カチャカチャ。
 落語協会事務所でプロフィールのビデオ撮り。

 ついでに、協会ホームページの更新作業をしていた金翔(三遊亭)クンに、プロフィールの変更やなんかを頼んでしまった。

 パソコンに向かってカチャカチャやってる人を見ると、頼もしいやらなんやらで尊敬しますよ…と後輩ヨイショ。

 金翔、見てる?

2005/11/08(火) mixiだって。
 多忙とかなんとか言ってる癖に、昨夜は蒲田で飲んでいました。
 そして、同級生にmixiなるものを紹介して貰う。

 早速いじってみたところ、噺家仲間にぶつかりびっくり。普通の携帯メールでご挨拶いたしました。

 ボクみたいな藝人が、こう云うのを扱う時代がくるとはね。

2005/11/07(月) 多忙につき…。
 稽古がおっつかなくなってきたので、とりあえず家に居る時は落語漬け。
 自室にリビングに浴室に…いたるところに落語が流れている状態。

 13日の蒲田をはじめ、17日の上野鈴本、22日の実演集会(今回のみ下丸子)、それが済んだら八丈島…仕事してんじゃん。
 とにかく、今月をのりきればその勢いで歳を越せそう。

 飲んでるひまが、少しだけない。

2005/11/06(日) 闇。
 黒門亭ふつか目。
 小さな会場なので、33.333%が、ボクの知り合いと云う状況。

 鳴り物を入れて『辰巳の辻占』。
 終わって飲んでる席で、とってもいい指摘を頂いた。噺の中の『闇』が表れてないと云う点。
 確かに、現代人にとって、特に東京に於いて『闇』と云うのは皆無に等しい。噺の『闇』や『飢え』、『ひもじさ』をどう伝えるか…これはひとつのテーマなのかも知れない。

 落語家を7年やって、噺に対しても、生活面でも「こういうものだ」と云うもので固まりつつあるものを、この辺で一遍洗い直す必要があるようだ。

2005/11/05(土) はきもの『長谷川』。
 黒門亭へ出演のため、落語協会事務所へ。

 開演前に池の端の履物屋さん『長谷川』に、頼んでおいた正月用の雪駄を取りにゆく。
 鼻緒の調整をしながら問わず語りに喋る主人の話が、ほんとに面白い。
 ひきこまれて聞いてるうちに、あっと言う間に仕事は終わっていた。
 「かかとが減らない前にお持ちください…」
 活字にしてしまうと、なんてことはない台詞なのだが、音の響きが実にいいのだ。

 正月元旦。
 この雪駄を下ろすのが、ヒジョーに愉しみ。

2005/11/03(木) 福袋。
 池袋演芸場の旗日限定『福袋』に出演。
 バックステージを意識した高座は、それはそれで楽しい。カミシモをキると、どうしても朝太の笑顔が目に入ってしまう。

 終演後、二ツ目数人で『茶館』へ行って、紹興酒と主に下ネタ。
 なんかテンション高ぇ…。

 そこから、さらに有志で『うな鐡』に流れ、肝焼きでいっぱい。

 それから、さらに荏原町で…って、ホント馬鹿である。

 何時間飲んでるのか、数えるのもイヤになった。

11月絵日記の続き


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