〜花抜坂中納言日記〜
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2005年11月
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2005/11/17(木) 圓蔵師匠。
 上野鈴本演芸場の落語会に出演。

 前座、後輩の三升家勝菜と行って三本目。『権助提灯』
 歯痛がこんなに喋りに支障をきたすとは…早く、治さなきゃ。

 舞台袖で師匠方の高座を聞いていると、平井の師匠事、橘家圓蔵師がやってきて
 「おい、品川(心中)に出てくる、ほら、一年に一回の…あるだろ、ほら」
 「移り替えですか?」
 「で、違う言い方があるだろ」
 「紋日です。」
 「あ、そうそう…紋日と移り替えな。ここだけがどうも出て来ねぇんだよ…今日演から袖に居てくれよ。出てこなかったら聞くから」

 この師匠、本当に聞いてきたりするので、袖で聴いてて気が気でなく紋日と移り替えがすんなり出てきてこっちがホッとした。

 普段はこっちから話し掛けられないような大幹部の師匠でも、こう云う時はこっちからも話しが出来たりする。
 「師匠、今度の東京落語会ですか?」
 みたいな、簡単な会話だが。

 いまだに、そんなささやかな事が、とても幸せだったりする。


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