〜花抜坂中納言日記〜
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最新の絵日記ダイジェスト
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2007/05/04 とりとめもなし。
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2004/09/26(日) 雑談。
 昼過ぎ、浅草の楽屋に師匠・歌司を訪ねる。助演の依頼だ。
 師弟の間柄とはいえ「親しき仲にも、なんとやら」である。電話一本で済ませる話ではない。

 その後大宮へ、打ち合わせに。
 今日はクルマである。着くまでに、カーステレオの圓生師は計三席「鰍澤」を演じた。
 ちなみに復路は「鰍沢」と「猫定」一席ずつと「阪神×巨人戦」。

 今週も横浜のシェラトンで結婚式の打ち合わせ、その次の週は有明ワシントンホテル…忙しそうに見えるが、打ち合わせじゃあメシは喰えないのだ。

2004/09/25(土) 幸せな二人。
 レストランのテーブル、目の前には幸せなカップルがいた。
 今月に入って何度目かの結婚式の打ち合わせ。この二人と会うのははじめて。
 詳細を色々と聞いたのだが、実に変わっていて、楽しげな結婚式になりそうだ。その分シンドイなコレは…と思ったのが正直な感想だ。(聞いてるか、ユウキ?)
 その反面、プロとしてこの仕事をやってみたくなった。
 出来たら、この目の前に座っている幼馴染の若夫婦(になろうとしている二人)の結婚を祝福して、この司会をやりとげたいと思う。
 帰りしな、二人の背中を見送りながらそう思った。
 
 みんなにとって25歳ってどんな「時期」なんだろう?

2004/09/24(金) 74分。
 田端の床屋へ。
 その帰り有楽町で申請していたパスポートを受け取り、銀座の山野楽器で三遊亭圓生師の「鰍沢/猫定」のCDを買う。
 11月の落語コレクションでこの圓朝師作「鰍沢」を演るつもりだ。
 早速カーステレオで聴いたが、流石に昭和の名人だ、噺にスゴミがある。興奮した。これを演るのだから気合が入る。

 帰宅してすぐ、電車で大宮へ。急遽仕事の打ち合わせ。
 京浜東北線で蒲田ー大宮をトコトコと74分。
 かつて世話になった方が大宮で洋食と落語の会を毎月して下さるということだった。ありがたい。予算を下さり好きなようにやりなさいとのこと。
 
 その後に頂いたCAMUSのX.O.が何時もより旨かった。
 心地よい酔いと揺れでまたトコトコと74分。
 

2004/09/23(木) 朝日堂。
 夜、池上の朝日堂でお好み焼き。
 何度かここでも言っているが、間違いなく街場の名店である。大金を積まなきゃ旨いものが喰えないわけじゃあないのだ。
 ビールにスジ煮込み、牡蠣バター、ネギ焼き、せち焼き、みなウマイ。
 お母さんがお好み焼きを焼き、お父さんが運ぶ…この店のまことに微笑ましい光景。
 住宅街の中にポツンとある、お店。
 路地に紛れ、そんなお店を見つけたら迷わず入ることだ。

2004/09/22(水) 三軒茶屋。
 (三遊亭)亜郎兄さんの宅で稽古。
 兄さんとは、前座のかなり長い時間を共有しました。楽屋仕事や前座の働きをみっちり仕込まれたもんです、そりゃあ逆恨みしそうな時期もありましたね(というか、してた)
 その兄さんのお宅で稽古。

 兄さんの家へは、何年も前に後輩数名と招待して頂いてゴチソウになって以来の訪問となりました。
 そのころから考えると、お互い随分と変わったものです。
 それが「良く」変わったのか「悪く」変わったのか、答えが出るのはこれからズゥーーーっと先のこと。

 兄さんの住む夕暮れの三軒茶屋は、少しセンチメンタルになる街でした。

2004/09/21(火) 贖罪。
 ちょっとだけ、ハードスケジュールというのが言い訳となって更新が滞っている。
 なんど見ても「沖縄料理から進んでねェじゃねぇか」という皆さんの声が、心にブスリ、ブスリと突き刺さっているワケで…。
 そんなワケで、本日は贖罪の一席でお後と交代です。
 また明日…(約束ね)

2004/09/03(金) 沖縄料理。
 目黒線・大岡山駅前にある沖縄料理屋ちゅらさん」で夕食。
 沖縄料理に泡盛が実によくあう、健康的な一食。
 近年スローフードなるものが巷をうろうろしているが、元来郷土料理はみなスローフードなのだ。(でも東京にいながらホントーに美味しい郷土料理のお店を見つけるのは案外ムツカシイ…)
 〆はやっぱし沖縄そば。麺類は全種、酒飲みにはありがたいハーフが…。
 何度来ても感動してしまう、優しい料理のお店です。
 (カメラ持って来るんだった) 

2004/09/02(木) 結婚式。
 昨夜は、昼過ぎ麹町から帰ったあと川崎で結婚式の余興の打ち合わせ。父の同級生の方の知り合いの結婚式で、その同級生の方からお話をいただきました、ありがたいやね。当日は仙三といっしょに賑やかします。

 結婚式の仕事はキンチョーがつきものです、忌み言葉やらなんやらあったり(切れる、別れる)、来賓の名前を間違えないようにとか、それにアルコールとフルコースに敵う芸人はまず皆無です。乾杯の後にでる芸人はほとんどが胃を痛めます。

 そんな結婚式の仕事が(ありがたいことに)年内に三つも…胃が痛いです。先輩に伺うと、やはりクレームがつく仕事がこの結婚式だと言っていました…胃が痛いです。それも中学の友人の結婚式の司会が二軒。
 
 そんなことを言いながらも、なんだかんだで上手い事こなす自分が、大変心憎いわけです。
 
 
 
 

2004/09/01(水) 麹町。
 ボクが籍を置く円歌一門も、尚大所帯になってきた。というのも、ここにきて直径の若手真打ちおふたかたにそれぞれ弟子が出来たから、つまりボクと同じ立場の「孫弟子」が出来たからだ。
 
 その孫弟子たちは初日(それぞれ1のつく日)や中日(5のつく日)に麹町の大師匠の所に行くということなので、これはもう筆頭孫弟子としても顔を出さずばなるまいと、行きましたよ、麹町へ。
 初めてこういう風に伺ったので驚くかなぁ、どうしたもんかなぁ?と気をもんでいましたが、おかみさんが快く迎えて下さりひと安心。あぁボクも一門なんだなぁ…と実感いたしました。

 掃除やなにかを済ませ、あし歌兄さんをはじめ孫弟子3人の計4人でお昼を頂いてたら、大師匠が顔を出し
 「お、司が孫弟子筆頭だな」と麹町はゴキゲンでありました。
 たまには親孝行もいいもんです。


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