〜花抜坂中納言日記〜
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最新の絵日記ダイジェスト
2007/08/01 モノを知らない。
2007/05/04 とりとめもなし。
2007/05/03 大型連休。
2007/04/30 3タテ。
2007/04/29 紀尾井ホール。

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2004/08/27(金) プロ野球、迷走す。
 飲んで帰ってきたりして、夜中かならずなにかしらオリンピックの競技を見てしまっている。そんな生活もあと一日ちょっと。
 オリンピックや世界大会のたんび、日本国中そんな風になっている。
 
 五輪と球団合併問題などで、いまいち盛り上がらないままプロ野球も終盤をむかえている。五輪はともかく、球団合併問題や1リーグ制の話はオフシーズンもしくは極秘裏に進めてもらいたい。ファンと選手不在のこの騒動はあまりにもファンをバカにしているし、興ざめさせてくれる。

 そんななかで、オリンピック野球日本代表には違った意味で「金」を獲って貰いたかった。セミファイナルでオーストラリア相手にいい試合をしたものの惜敗した瞬間、そう思った。
 日本のプロ野球の凄さを、日本のワカランジンのオッサンたちに見せ付けて貰いたかった。

 ともかく、ボクラは何時も野球に限らずスポーツ選手の一生懸命な姿に感動させてもらっている。そして、涙もろくなった自分に驚いたりしている。
 
 それとは逆に、選手とファンを無視した日本のプロ野球は、迷走しているようにしか見えずに不安だ。
 

2004/08/26(木) トンボ。
 第三京浜から横横(横浜横須賀道路)を抜けて、逗子から海沿い134号線に入るというコースで夏の終わりの湘南へと目的もなく向かった。
 ちなみに、第三〜横浜新道〜藤沢というコースはキライ。これは個人的な趣味なのだが。なんだか、野暮なのだ。
 
 クルマから海をみると、台風のせいで波が高くなっている、その分海に浮かぶサーファーたちがいきいきとしている。海水浴場には人もまばらで、客がいない海の家は賑やかな季節を想うほど、とてももの悲しく感じられる。
 ふと気づくと、トンボがとんでいた。
 空は、もう秋になろうとしている。
 

2004/08/25(水) 11分。
 中日。寄席出演もあと28日のみとなる。

 「湯屋番」をコンクール予選用の尺で演ってみる。
 なにせ、持ち時間が11分しかないので、大概の噺は演者が構成し直さなければならない。ドコをのこしてドコを削るかセンスが問われるわけだ。
 それでもって、この数日のように続けざまに同じ噺を掛けていると、必然的にウケルところなのか、ダレ場なのかわかってくる。お客様を前にすることはどんな稽古にも勝るのだ。
 きょうも、キモチよくサゲまでやれた。
 これもお客様のおかげ。

2004/08/24(火) オフ。
 寄席はお休み。
 一日ボーっと過ごす。

2004/08/23(月) ともだち。
 昨夜の深酒でツライ高座を勤めるハメに。「宮戸川」でした。
 降りたあとサブウェイのサンドウィッチとスープで昼食。高座で汗をかきアルコールが抜けてきたので空腹を覚えた。
 
 夜は友人と横浜で中華。大好きな「老正興菜館」で美味しく美味しく頂きました。就職のタメ勉強中の友人・海くんにとって気分転換になってくれればと…もうひとり同道の風車は紹興酒でグズグズに。
 
 酔って寝てしまった風車をクルマに置き去りにし大黒パーキングのマクドナルドにてベイブリッチを前に夜のマックシェイク、ん〜オツだね。窓一面に雨に霞むベイブリッチ。

 就職のタメに勉強している友もあれば、専門学校に行ってるヤツも、バイトしながら音楽をやってるヤツも、バリバリ働くヤツもいて、結婚するのもいる…それでもって、落語を演ってるのもいる。
 この先どうなるかなんて分からないけど、みんなみんな今を生きてるじゃん…なんて思う。
 

2004/08/22(日) 悲しきバニーちゃん。
 池袋終演後お客様と九段会館のビアガーデンへ。
 ここ九段会館のビアガーデンには嬉しい事にウサギちゃん、バニーガールがいるんです。なんか得した気分。バニーガールのコスチュームを考えた人ってエライやね。尊敬します。
 でも、あのバニーガールってヤツは必ずみんな、あの黒のタイツのドコカがデンセンしてるんですよ、ああいうのって百年の恋も冷めるというか…なんか悲しいッス。

2004/08/21(土) NHK新人演芸コンクール参加表明。
 池袋演芸場下席・三遊亭若円歌師の初日。
 土曜日ということもあり、お客様の入りは上々の滑り出し。
 サラクチ(出番の一番最初)に交代出演で入れて頂いているボクは、この日は司十種(と、勝手に言ってます)「湯屋番」サゲ間際で客席を湧かせて鮮やかに(?)お後と交代。
 ちなみにこの「湯屋番」でワタクシ、NHK新人演芸コンクールを狙います、応援してね。もひとつ、ちなみに予選は九月です。
 このコンクール本選通過となると、イイノホールの本選がテレビで放送される、是非是非狙っていきたいと思う。全国のキャバクラ嬢とキャバクラにはまっている全ての人びとの夢と希望のタメにも…

2004/08/20(金) 千秋楽。
 麹町の大師匠のシバイの千秋楽。上野鈴本のこのお盆興行は、浅草の住吉踊りとともに寄席の夏の風物詩である。お客様がいっぱい入ると、忙しいながらも前座だてらにワクワクしたものだった。
 モチロン一門の末席へ連なるボクも楽屋へご挨拶に。

 終演後、麹町をはじめ一門、鈴々舎馬風師、桂文楽師らと池之端の中華料理の名店「宴華」にて打ち上げ。その後一門で「岩手屋」「本牧亭」「半兵衛」と、上っては降りたりのハシゴ酒。
 大師匠方大先輩とご一緒させていただく時間は、全くもって宝なのだ。

2004/08/19(木) ナイター練習で走らされ…。
 夕方六時過ぎから池袋のグランドで野球のナイター練習。一昨日の疲れがぬけないまま。
 馴れないセンターのポジションでやたらと走らされた。楽屋で修業している頃は滅多に走らない事で有名だったボクが、白球を追って走る走る、あぁ高校球児でなくてホント良かったぁ。
 終了後、ビアホールで反省会。
 その後、風車と柳家初花と三人で個別反省会。居酒屋にて落語と野球のことを随分熱っぽく語ってしまった。
 結局、練習疲れと飲み疲れの足を引きずり始発で帰った。

2004/08/18(水) 夏の野営大会・しょのA
 設営が終わると、すぐヒルメシの刻限。ボクの係りは「火おこし」という重要な任務。
 その前に乾杯。   
 クーラーボックスぎっしりのヱビスビールに歓声が起こる。ハッハハ小市民ども、飲め、謳え、踊れ!ということで乾杯ッ!
 
 こういうイヴントでは得てして大切な忘れモノがある。
 今回も料理長ハラがやってくれた。鍋類を忘れたのだ。さんざん献立を考えてたのが結局昼夜二食共山賊の酒盛り風網焼き肉料理となった。ま、しかし野外で飲むモノ喰うモノ、みな旨い。
 笑って、喰って、ボクは川で本気になって、ムキになって泳いだりなんかした。

 昼過ぎから青空も覗いていたが、夕方からまた暗くなってきて、焚き火。この焚き火というのは無性に夢中になる、バンバカ薪を燃やしたくなる。
 その火で肉を焼いて夕食となった。
 あぁ、そういやぁ一日中みんな笑ってたなぁ。
 なんだかはしゃぎすぎて帰りのクルマん中では無性に眠くなった、というか寝てしまった。

 輝かしい夏の一日。
 

8月絵日記の続き


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