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2004/03/03(水)
塾とユウキとたこ焼きと。
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塾の近くにはどうして美味しいたこ焼きの屋台並びにそれに準ずるB級グルメがあるのだろうか?塾通い以来そう美味しいたこ焼きにお目にかかったことがない。まァ、ないどころかたこ焼きなんぞ滅多に買い食いしないのだけれども。塾の帰り道にそれはそれは美味しいたこ焼き屋があった。進学塾(一応)に通ってるやつらが、推定中卒のアンちゃんが焼くたこ焼きを喜んで食べる、世の中はそんなもんだ。 東京急行(こんな長ったらしい呼び方をするヤツぁまずいない、いわゆる東急だ)池上線旗の台駅にある「エース進学教室」という塾の帰りに決まって友人のユウキ君が「おごって」くれた、週三回毎度のことだ。それもカツアゲやタカリではなく極合法的に。幼馴染のユウキは尊敬すべき好青年だった。それにユウキは頭が良く、スポーツ万能というやつなのだがイヤミなところがまるでかった。多摩川河川敷で一緒に基地を創ったり、チャリンコで何時間もかけて江ノ島までいったり、そんなばかばかしい企画に快く付き合ってくれるヤツだ。 なにより、塾にいくまでの30分ほどの時間で宿題を教えてくれた…というより丸写しさせてくれた、それも解説つきで。 その後、塾内でもかなりトップの成績だったユウキは何故か塾を辞めてしまった。そのためボクの付け焼刃的成績もグンと落ちてしまった。 駅前に降り立つとたこ焼きを焼く匂いが鼻についた。きょうの日記はこんなコトを書いてみようかと、寒い夜道を歩きながら考えていた。
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