〜花抜坂中納言日記〜
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年3月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新の絵日記ダイジェスト
2007/08/01 モノを知らない。
2007/05/04 とりとめもなし。
2007/05/03 大型連休。
2007/04/30 3タテ。
2007/04/29 紀尾井ホール。

直接移動: 20078 5 4 3 2 1 月  200610 7 6 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 11 10 9 8 7 月 

2004/03/29(月) 夢の大リーグ戦。
 昨日は林家ひらりと阪神対デビルレイズ戦、そしてこの日は友人と阪神対ヤンキース戦を東京ドームで観戦。やっぱ、野球は天井無い方がいいなぁ、ま、どちらにしろメジャーのチームと我がタイガースの試合ワクワクせずにはいられないのです。どちらの試合も今シーズンが楽しみな内容となりました。
 あらためて、日本の野球の応援はスゴイと思いました。ラッパにタイコ、それに合わせて拍子を打つ…それだけでヤンキースを圧してましたね、対照的にメジャーはひとつひとつのプレーに見入るというか根本的に見方がちがいますからね、ただ、ボールがバットに当たる音やグラブに入る音なんかを聞くのも迫力があっていいもんです。
 なにより、球場内のビールがもっと安くなってくれるとありがたいのですが…高過ぎです。
 

2004/03/25(木) 東海道線に乗って。
 早朝といっても過言ではない、午前7時の品川駅ホームボクは♪ビーアンビシャ〜ス(以下鼻歌)と陽気に降り立った。階段を上に上がると、TOKIOも遠く新幹線乗り場の方で負けじと歌ってる。
 キオスクでビールとスポーツ紙を受け取ると、新幹線ホームではなく、東海道線の臨時ホームへと向かった。そしてホームに着くと、鈴々舎風車が今や遅しとボクの到着を待っていた。コヤツに誘われて、静岡競輪場へと同道するためだ。
 会うとたんに、風車はボクの持っているビールを軽蔑した、何を言わんやと思ったが、だんだん通勤客で車内が混んでくると、ナルほど肩身が狭い。車窓に嬉々としてビールの缶を並べているボクを、風車以外の客も、明らかに軽蔑の目で見ていた。
 そんな東海道線を沼津で乗り継ぎ、3時間ほどで静岡へ。
 静岡駅で、またもやTOKIOが歌っている。果たして、ちゃんとメンバーは飛行機よりも新幹線を使っているのだろうか?大変心配だ。ついでに、国民年金を払っているのだろうか?と、少し気になった。

2004/03/24(水) 菜種梅雨。
 この雨を菜種梅雨とも言う。桜が咲いてからホントに冷たい雨がよく降る。
 さあ、更新しようと一日のドコカで思う事は思うのだが、つい酒を飲んだり、二日酔いで気分が優れなかったりと上手くコトが進まないのだ。もっとも、思った通りになんでもかんでも出来ていたら苦労なんかしないわけで、当たり前のことを述べている。
 とにもかくにも、冷たい雨がよく降る。
 ボクの気分は、そう、良くも悪くもない。
 ただ、雨が降っているとなんだか寝つきがいい…ような、そんな気がする。
 
 

2004/03/18(木) 市場の朝。
 家でトリスのハイボール、イワユル「トリハイ」をやっていると、カウンターだけの安飲み屋で酔っ払っている心持になってきて、複雑なものだ。元来、私鉄駅前の「〜飲食街」という結界を思わせる寂れたアーチの向こうの、カウンターで酔いつぶれるのが好きなボクとしては、すんなりと、その思いを受け止めしたたかに酔っている。
 さて、前回は「つづく」と宣告して終わったが、大田市場に行ってから後、続くようなお話はあまり無い。ただ、魚介類の豊富さと安さには、当たり前のコトながら驚き、ワクワクした。料理と酒の肴にはウルサイぼくはサザエとバイ貝という巻貝を買い、同じく友人のハラは好奇心旺盛な少年となり、魚屋の大将に質問をあびせかけていた。そんな数々の質問に、厭な顔ひとつしないで答えてくれる市場の人々にも感動した。
 その時買った、サザエとバイ貝は、良い酒の魚になったコトは言うまでも無い。

 ふぉと・サザエと司と大将。

2004/03/17(水) 馬と鮪。
 毎回文体がメチャクチャな文章を破廉恥にも披露している、三遊亭‘推定アル中’司です。どれもこれも、酒のなせる業です。いまになって「です、ますをそろえるように」と言っていた田中先生の言葉をかみしめているわけですが、多分にもれず飲んでいます。
 昨日も触れましたが、ボクの住まいの大田区には大田市場という卸売り市場があります。落語会の末ここにきた顛末は、打ち上げで蒲田で三軒飲んだ後、発作的に海を見に城南島へ行ったことに端を発します。城南島で日の出を拝み、警備員のおじさんに注意をうけたりしながら、腹がいい具合に減った我が司一座は朝飯を喰うなら築地だ!築地!と、意気込み勇んでタクシーに乗りました。
 寝ていないせいでハイになっているボクたちは車中「♪築地で朝メシ(作詞・作曲三遊亭☆司)」という歌を歌いたいぐらいのハイテンションでしたが、しばらくすると安全運転運転手さんが
 「お宅ら朝ゴハンたべるなら、大田市場でいいんじゃないの?」と、これ以上乗せたくないか、親切なのか解らないギリギリの線で提案してきたのです。もとより、築地でなくても全く構わないボクたち「日和見主義的長いものには是非こちらから巻かれたい一座」は、朝の潮風も爽やかにタクシーの進路を大田市場へと変えたのでした。 つづく

 ふぉと・馬と鮪。

2004/03/16(火) そこに酒があるかぎり…。
 あっという間に会から数日たってしまった。
 遅ればせながら来て下さった方々、いつもありがとうございます。感謝のキモチは、次の落語に活かします。
 今回は昇進披露の口上あり、飛び入りありと最初から最後まで賑やかでした、高座が賑やかということは楽屋も賑やか。それを尻目に、今回の番頭(プロデューサー)であるボクは時計との格闘でお終いまで気が抜けませんでしたが、何よりお客様が喜んでお帰りになることが、唯一の慰めであり幸せなのです。
 その次に幸せなのが打ち上げ。打ち上げがないとイベントが終わった気がしないもの。そんなワケで数名で朝九時ごろまで…。最後は、大田市場の定食屋で気炎をあげていました。落語会の翌日、卸売り市場にいる芸人も珍しいのですが、そこに酒がある限り三遊亭司は神出鬼没なのです。

 ふぉと・何度目かわからない乾杯。こうなってくると何に乾杯しているのか、もう既にわからない。

2004/03/05(金) 韓国料理でおなかいっぱい。
 人間サマは矢張りスゴイのだと思うときがある。なんたって雑食なところがスゴイ。
 肉、野菜なんでも食べてしまう。
 カムジャタンという朝鮮の鍋を食べながら、つくづく思った。ジャガイモと豚のガラ(骨)の辛い鍋だ。
 骨についてる僅かな肉を、読んで字の如く「ムシャブリつく」ように食べる。鍋の汁は豚ガラから出た出汁でドロドロになる。
 こう書いただけで、なんだかものすごいモノを食べているように感じる。そして、豪快なだけに旨いのだ。異国のコトバを聞きながら、その国のものをいただく。
 そして、ホントに蒲田(大田区)は大陸な街だと思った。

 ふぉと・蒲田の韓国料理屋の前菜。黙っていても出てくる。無くなるとまた出てくる。もちろん、タダ。

2004/03/03(水) 塾とユウキとたこ焼きと。
 塾の近くにはどうして美味しいたこ焼きの屋台並びにそれに準ずるB級グルメがあるのだろうか?塾通い以来そう美味しいたこ焼きにお目にかかったことがない。まァ、ないどころかたこ焼きなんぞ滅多に買い食いしないのだけれども。塾の帰り道にそれはそれは美味しいたこ焼き屋があった。進学塾(一応)に通ってるやつらが、推定中卒のアンちゃんが焼くたこ焼きを喜んで食べる、世の中はそんなもんだ。  
 東京急行(こんな長ったらしい呼び方をするヤツぁまずいない、いわゆる東急だ)池上線旗の台駅にある「エース進学教室」という塾の帰りに決まって友人のユウキ君が「おごって」くれた、週三回毎度のことだ。それもカツアゲやタカリではなく極合法的に。幼馴染のユウキは尊敬すべき好青年だった。それにユウキは頭が良く、スポーツ万能というやつなのだがイヤミなところがまるでかった。多摩川河川敷で一緒に基地を創ったり、チャリンコで何時間もかけて江ノ島までいったり、そんなばかばかしい企画に快く付き合ってくれるヤツだ。
 なにより、塾にいくまでの30分ほどの時間で宿題を教えてくれた…というより丸写しさせてくれた、それも解説つきで。
 その後、塾内でもかなりトップの成績だったユウキは何故か塾を辞めてしまった。そのためボクの付け焼刃的成績もグンと落ちてしまった。
 駅前に降り立つとたこ焼きを焼く匂いが鼻についた。きょうの日記はこんなコトを書いてみようかと、寒い夜道を歩きながら考えていた。

2004/03/02(火) 酒気帯び日記。
 このところまた酒量が増え、なにかってェと感傷的になったりしています。ついつい、弱音を吐きたくなるときがあるのですが、それはそれ。三遊亭司は、前進前進また前進なのです。
 なにせ、前座の頃からエースで四番ですから。芸道無敵です。(ちょっと何を言っているのかワカリマセンガ) 
 今度の会(12日の)の構成をアタマで組みながら酒をのんでいると、一出演者ながら本当にワクワクしてきます。過去落語コレクションにお運びいただいた方なら想像されるかもしれませんがケッコウ濃い内容で、始まりからどういう風に終演をむかえるか愉しんで見ていただけると思います。
 そんなことを考えながら、きょうも結局のみすぎなのですが…。

 ふぉと・魚屋でおろして貰ったばかりの、ヒラメ。薄作りで。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.