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2004/12/11(土)
上海の夜は更けて…。
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ボクはこの日、昼前の京成スカイライナーにいた。 思い立って上海にいくことになったからだ。 古今亭志ん公ほか数名での旅だ。 いまだ見ぬ異国に思いをはせ、缶ビール片手に気ままな旅のはじまりはじまり〜。
久しぶりの海外旅行、そしてはじめての中国大陸。 14時55分発中国国際航空CA930に命を預けた。ボクはいまだにあんな鉄の箱が空を飛ぶなんてことを全く信用していない。部屋の文机の上にはちゃんと筆で書いた遺書を残し、エロ本はみんな始末した。ビデオは万が一無事に帰ってきたときのタメに捨てずにおいた。これは正解だった。
機内サービスの燕京ビールは帰国するまでボクのお気に入りとなる、ライトビア−なので昼酒にはもってこい。窓側じゃなかった事を除けば快適な三時間の空の旅。 上海は−1時間の時差なので向こう時間の16時ごろ東浦空港に到着、バスで高速を使って市街へ40分かかる。ちなみに上海にはリニアモーターカーが通っているので、それを使えば7分ほどで着くらしい。 その後、紫金城大飯店(に限りなく近い名前のホテル。飯店=ホテル)で夕食。本場の味はほかもそうだったがいちいち香辛料のアクセントが効いてて美味い、その上油っぽいので酒にあう。夕食は例の青島ビール一杯にとどまる。 夕食を済ませ外灘(バンドー)の夜景鑑賞。この街は光の都だ、何処もかしこもライトアップされている。外灘は観光名所にあわせてデートスポットらしく人だらけ。 上海の町並みは外国人租界地があったため欧風建築が目立つ、がその反面路地を入るとまだまだとんでもないことになっていたりする、その後そんな光景を幾度も見ることになる。
22時ごろやっと上海駅近くのホテルへ。 ガイド曰く、駅周辺は大変治安が悪いそうだ。「中国人のワタシでも怖いぐらいです」だとさ…おいおい。 ホテルから出てふらふらと。目つきの悪い怪しい男がたくさんたむろしていたが、怖い思いをすることもなく買い物をして戻る。缶ビール一本70円ほどだ、安い安い。 なんだか、とっても疲れビール一杯飲んで就寝。 夢も見ないで寝る。 ふぉと・外灘の夜景。
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