〜花抜坂中納言日記〜
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2004年12月
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2004/12/12(日) 上海の夜は更けて…。第二夜
 上海二日目は市街観光…の、ような強制ショッピングツアー。
 安いツアーなのでミヤゲ屋とタイアップしているのだろうが、それにしても連れまわされた。
 シルクの即売、お茶、美術品、デパート、車内で出されたお菓子まで、なんでも売るのだ、ほとほと疲れた。
 シルク工場でのミニファッションショーには笑ったが…。

 その合間に七宝の古い運河の街や観光名所・ヨエン、繁華街の南京路、新たなスポット・新天地を足早にまわった。
 どこも「へェ〜スゴイんだね」ぐらいにしか覚えていない、とにかく疲れたのなんの。
 
 夕食には上海蟹が出たが、そのあとの「雑技団」見物のせいか、ゆっくりと食事ができなかった、一日を通してせかされる。
 食事中にいきなりきて「あと五分です」はないだろ、しかし。

 「雑技団」は大きな映画館のような劇場で、一時間半ほどのプログラム。これはオプショナルツアーだったが後日ガイドブックをみたところ(わたしは家のマクラもとにガイドブックを置き忘れてきた)オプションだとかなり割高としてあった、たしかに少し高かった。むこうの金銭感覚はフリーの3日目に実感することになる。
 が、しかし紹興酒とビールの酔いと、アクロバットとイリュージョンが絡み合い最後は大笑いしていた。確かに「雑技団」は中国人が誇るだけある。笑った、笑った。驚きも度が過ぎると笑いになるのだ。

 そんなこんなで劇場を出て、ホテルに着いたのが22時少し前。
 その夜は志ん公と駅前に酒を買いにゆき部屋で少しのんだ、いつものこと「少し」がだいぶ過ぎて深更2時近くなっていた。

 酔って、やたら志ん公の初恋の話を聞きたがっているうちに寝てしまった。勿論、聞いたことなど何一つ覚えちゃいない…。

 ふぉと・繁華街を一歩入るとまだまだ古い街並みが、そこここに。

2004/12/11(土) 上海の夜は更けて…。
 ボクはこの日、昼前の京成スカイライナーにいた。
 思い立って上海にいくことになったからだ。
 古今亭志ん公ほか数名での旅だ。
 いまだ見ぬ異国に思いをはせ、缶ビール片手に気ままな旅のはじまりはじまり〜。

 久しぶりの海外旅行、そしてはじめての中国大陸。
 14時55分発中国国際航空CA930に命を預けた。ボクはいまだにあんな鉄の箱が空を飛ぶなんてことを全く信用していない。部屋の文机の上にはちゃんと筆で書いた遺書を残し、エロ本はみんな始末した。ビデオは万が一無事に帰ってきたときのタメに捨てずにおいた。これは正解だった。

 機内サービスの燕京ビールは帰国するまでボクのお気に入りとなる、ライトビア−なので昼酒にはもってこい。窓側じゃなかった事を除けば快適な三時間の空の旅。
 
 上海は−1時間の時差なので向こう時間の16時ごろ東浦空港に到着、バスで高速を使って市街へ40分かかる。ちなみに上海にはリニアモーターカーが通っているので、それを使えば7分ほどで着くらしい。
 その後、紫金城大飯店(に限りなく近い名前のホテル。飯店=ホテル)で夕食。本場の味はほかもそうだったがいちいち香辛料のアクセントが効いてて美味い、その上油っぽいので酒にあう。夕食は例の青島ビール一杯にとどまる。
 夕食を済ませ外灘(バンドー)の夜景鑑賞。この街は光の都だ、何処もかしこもライトアップされている。外灘は観光名所にあわせてデートスポットらしく人だらけ。
 上海の町並みは外国人租界地があったため欧風建築が目立つ、がその反面路地を入るとまだまだとんでもないことになっていたりする、その後そんな光景を幾度も見ることになる。

 22時ごろやっと上海駅近くのホテルへ。
 ガイド曰く、駅周辺は大変治安が悪いそうだ。「中国人のワタシでも怖いぐらいです」だとさ…おいおい。
 ホテルから出てふらふらと。目つきの悪い怪しい男がたくさんたむろしていたが、怖い思いをすることもなく買い物をして戻る。缶ビール一本70円ほどだ、安い安い。
 なんだか、とっても疲れビール一杯飲んで就寝。
 夢も見ないで寝る。
 
 ふぉと・外灘の夜景。

2004/12/01(水) (無題)
 どういう声なのか聞いたことはないが、世間様じゃあ師走の声を聞くなどと言っている。
 とにかく12月、今年も僅かになりにけり。文法上あっているのかどうかなどお構いなしだ。
 日にちは、一日二日…と数え、時は「たつ」という、そして極月になると「暮れる」という、そう一年も暮れようとしている。
 今年の反省も、来年の抱負も想いつかないまま。
 残り僅かな日一日。
 酒に酔ったり酔わなかったり。
 美女を抱いたり抱かなかったり。
 何より問題は、外套を着て出かけるか、否か、ということ。
 ただ、それだけ。
 素面じゃ夜は、寒いばかりだ。


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