〜花抜坂中納言日記〜
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2007/05/04 とりとめもなし。
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2007/04/29 紀尾井ホール。

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2004/11/27(土) 落語コレクション6
 無事今年最後の公演が終了しました。
 おかげさまで、大入りでありました。
 打ち上げは「茶館」で盛大に…紹興酒が何本も空く夜でした。
 ご来場下すった方々、本当にありがとうございました。

 さてさて、ワタクシの高座ですが…。
 一席目は風車と「浮世床」を分けまして、後半担当。こういう噺は司の真骨頂でありますので安心して演りましたし、安心して聞いていただきました。
 そ・し・て…問題の「鰍沢」。
 骨の折れる噺です…はぁ…。
 途中で夢中ンなって冷静に演じきれなかったのが惜しいです。こういう噺は何年かかけて演ってみたいなと、そう思います。
 みなさまには、始めの一歩の「鰍沢」を聞いていただくという結果になってしまいましたが、次にどうにか繋げてみます。
 それにしても「笑い」が欲しくなったなぁ。
 次は笑わせるネタを引っさげての登場になると思います。
 
 それではそのときまで、しばしの別れ。

 ふぉと・小室山「徳栄山妙法寺」の毒消しの護符。

2004/11/26(金) ぼんやり。
 落語会前日。
 前日ともなると、特別な事はなにもない。
 ただただ明日を待つだけ、お客さん来てくれるといいなぁ〜ぐらいにしか思っていない。
 そんな訳で稽古をして、夕飯なんぞを拵えたりして、寝る。

 ふぉと・おむらいす、えびふらい、とまととまめのすーぷ。

2004/11/25(木) 志ん駒師匠。
浅草下席に顔を出す。
トリは大師匠・三遊亭円歌。

終演後、打ち上げにオジャマ。
一軒で清く解散し駅へ向かってトボトボと。
すると、古今亭志ん駒師匠が
「ちょっと歌でも唄ってくか!?」
こっちは一もなく二もなく
「ありがとうございます!」ということで師匠とボクと新二ツ目の披露目中の春風亭一之輔クンとお囃子さんと四人でカラオケボックスに…時計はまだ六時…健全である。
志ん駒師は昭和の名人志ん生師のお弟子さんで落語協会理事という大先輩。しかも、ヨイショの有段者でもある。
そんな師匠と夢のようなひと時。
杉良太郎さんのナンバーやご存知「加賀の女」、替え歌の数数…。
いやぁ〜笑った笑った、入門以来久方ぶりに「客」にもどった一日でした。

ふぉと・熱唄する志ん駒師匠と一之輔のバカ面。
365歩のマーチにのせて「♪ご祝儀は歩いて来ない だからおダンを捜すのよ〜」ご高説ごもっともです。

2004/11/24(水) 鰍沢。
 久々の降臨。
 すっかり寒いですねぇ。

 この数週間「鰍沢」を稽古しつつ、買ったきり読んでなかった海音寺潮五郎の著作「平将門 全三巻」「天と地と 同じく」にのめりこんでしまい、キーボードも手につかない(?こんな表現ないよなぁ)状態でありました。基本的に活字中毒なのです。(ちなみに、リビングに置いてあったイモウトの「電車男」をバカにしながら読んでいたら、ちょっと面白かったりして三時間ほどで読んじゃいました。ジャンル不問)

 それで「鰍沢」の仕上げとして、その山梨県は「鰍沢」へと行ってまいりました。およそ往復400キロの道のりを愛車と同道。
 雄大な富士が見守る中、錦秋甲州路の大パノラマ。
 このオハナシは身延山(久遠寺・日蓮宗の本山)へ参詣の旅人が雪のために鰍沢で遭難しかかり、そこで会った女の人に助けて貰うのですが…という、サスペンスな一席。
 イメージを湧かせるには充分な行程でありました。
 ざっと言いますと首都高・中央高速で富士吉田〜本栖湖方面〜精進湖〜三珠・市川大門〜鰍沢町〜小室山「徳栄山妙法寺」「法論石」〜富士川沿い・みのぶ道「身延山久遠寺」〜富士市方面へ〜東名高速。
 あーこれじゃあ、なんだかわからない…。
 まぁとにかく小室山から鰍沢のあたりが噺の舞台であります。
 ボクは富士吉田から入りましたが、本来昔の旅でしたら甲州街道で甲府〜青柳「昌福寺」〜小室山〜鰍沢…身延へ、という道のりでしょう。
 噺のキーワード「小室山の毒消しの護符」もちゃあんと妙法寺で頂きました。
 当日が楽しみ…。

 ふぉと・小室山にあります徳栄山妙法寺の山門。大変に時代のあるところでここに来ただけで今回の収穫でありました。
 

2004/11/09(火) さんま。
 27日口演予定の「鰍沢」のカタチが出来つつある。あとは、登場人物や背景のディティールを、自分自身が納得するトコロまで近づけられるかということになってくる。
 あとは、最終的には観客の前でやらないと分からないことばかりだ。実際、みなさんの前で演じるのが愉しみである。

 スポーツクラブから帰ってきて、夜はシーズン何度目かの秋刀魚。
 いい焦げ目がつき、旨そうに焼けた秋刀魚をハラからなにからたいらげた。
 魚をキレイに食べられた日は、なんか幸せだ。
 

2004/11/08(月) もんじゃ。
 ソースを焦がす、あの匂いが恋しくて、東京を代表するジャンクフード、もんじゃ焼きを食す。
 それがし鉄板奉行が大小のカエシで鉄板の上をガチャガチャと…あっという間に出来上がり。
 「さぁ喰え、さぁ喰え」
 といってる間に、四人がかりでちまちまともんじゃをつっつく。
 小道をはさんで池上線というローカルな私鉄が通る度に、微かに揺れる二階家が心地よかった。
 地元・雪谷大塚「浜しん」にて。

 ふぉと・シーフードカレーもんじゃ。

2004/11/07(日) 中華街。
 横浜の元町で買い物。 
 夜は、中華街でお食事。
 久しぶりに、中華街の大通りの路面店の大店へ。
 焼き物で有名な「同發」にて。焼き豚、旨かったぁ。
 ビールによく、あいました。
 今日も痛飲。

 両人封酌山花開
 一杯一杯復一杯
 我酔欲眠卿且去
 明朝有遠抱琴来

 今夜のビールのラベルにあった酔人・李白の詩です。
 

2004/11/06(土) かぬうのコト。
 かぬうが二ツ目となり、三遊亭ぬう生という大変格式?のある名を襲名する運びとなった。
 一茶の句を引用すると「めでたさも中ぐらいなり…」といったところ、ボクラにとってこれから、ともすれば漠然とした世界へ放り込まれるような不安に襲われる、そんな時期だ。
 その不安のなかでも、信念の灯りが僅かでも見えていればそれを頼りに進めばいい。
 かぬう…ぬう生か…ぬう生には「新作落語」というはっきりとした灯りがある筈だから。今はただ迷わずそれに向かって進んで欲しい。
 負けたくないと思うライヴァルの誕生を今嬉しく思う。

 

2004/11/04(木) 楽しい、お好み焼き。
 粉モノ好きである。
 あのチープさが堪らんのです。
 そして、お好み焼き、たこ焼き、もんじゃ焼き…と作るのがまた好きです。
 作らせると、ウルサイです。何から何まで。
 そんな性格を心得ているので、自分で焼く店へは極力行きません。
 ですから、家でこっそりつくります。
 これがまた、旨いんです。

 今夜も焼きます、ツカサスペシャルを。

 

2004/11/03(水) 飲んで、飲んで、また飲んで。
 朝から福袋のお手伝いに、池袋へ。
 終演後、池袋のソープ街にある餃子楼にて打ち上げ。
 前座の頃はここでよく飲んだ。
 昼過ぎだというのに生ビールを飲む軍団の出現。

 そのまま、五時ごろまで池袋で飲んで夜は寿司屋へ。
 滅多に食べないちらし寿司なんぞを注文、満足なる一日。
 

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