〜花抜坂中納言日記〜
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2004年1月
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2004/01/16(金) 噺家の着物。
 正月の男のキモノ姿が、今年は目立った。どうせ着るならもう少しカッコよくきていただきたい。あなたのキモノ、裾丈が短過ぎちゃいませんか?何か、変よ。カノジョに「落語家みたい」って言われちゃうわよ。
 キモノも当然、洋服同様奥が深い。
 羽織、着物、長襦袢、半襟、足袋、帯、雪駄、外套、手拭いなどなど。
 特に、着物は見えないところや、ちょっとしたところにセンスが問われる。例えば、襦袢。きものの下に着てしまう襦袢だが、袖口からちょっと覗くコトを考えたりしてあわせてみる。襦袢の背中に描かれた絵や書なんか、自己満足の域でしかないがそういうところに凝る。
 羽織の紐や、羽織裏なんて小物も重要。
 羽織の紐もそれぞれで、羽織と同系色でまとめるか、対極をもってくるかは好き好き、決まりはない。
 羽織裏も、脱いだ時何気なく見えることを意識したり、と。
 中には、まあ着物に無頓着な噺家もいるが。高座の着物の目をやるのも面白い、どんな着物でどんな噺をするか。けっこう落語家はそんなところまで考えたりしている。

 ふぉと・羽織裏は縁起物が用いられることも多い。紐は池之端の老舗「道明」の物で、銘は「法隆寺」
 


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