〜花抜坂中納言日記〜
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最新の絵日記ダイジェスト
2007/08/01 モノを知らない。
2007/05/04 とりとめもなし。
2007/05/03 大型連休。
2007/04/30 3タテ。
2007/04/29 紀尾井ホール。

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2003/09/17(水) 黄昏の第三京浜。
 夕方、第三京浜でヨコハマヘ。
 元町で買い物、ヨコハマには何時も何処でもヨコハマらしさという雰囲気が必ずある。洗練された、と加えてもいいかもしれない。
 夜はそのまま中華街へ流れる。
 老正公菜館、明楊、聘珍楼、謝甜記、海員閣、福楼、梅蘭…よく行くのはこの辺で、その日誰と、どんな雰囲気で、何を食べたくて、なんてコトを考えながら店を選ぶのが愉しい。
 中華街にはバーも点在しているので、嬉しい。
 朝まで飲むのなら、長者町や野毛に出ることもできる。
 自在で遊べる街なのだ。

 そんなヨコハマで、落語会が迫ることも忘れてすっかり酔っていた。

2003/09/16(火) はぁ〜あ。
 デジタルカメラとパソコンの接続がどうもおかしい?何が、どうおかしいのかハッキリ解らないので悔しいのだ。
 悔しさですら、どう悔しがっていいのやら見当もつかない。
 こうなったら、ただひたすら悔しがるしかないのだ。
 あー、悔しい。ライブラリーの写真は見られないし、取り込みもしない。ひとの言うことが訊けないんだったら捨てちゃうぞ!と、脅かしてみても「ウン」とも「スン」とも言わない。
 機械音痴で、時々機械にバカにされているんじゃなかろうかと思う。
 全く、落語会を目前にいらいらサセナイデッ!!

 なんて、気分。

2003/09/15(月) 悲願、そして涙、涙、涙。
 サヨナラになるヒットを打った赤星を、星野監督が抱きしめて出迎えた。不覚にも涙がでた。やっと、優勝を自覚した。
 
 夜のゲームでヤクルトが横浜に破れ、阪神の優勝が決まる。
 喜びに沸く大阪、道頓堀にひとり、またひとりと…。
 ホントにみんな喜んでる、それをみて鳥肌が立ち、みんなが合唱する「六甲颪」にまた涙した。心がふるえた。

 胴上げを見て、ビールかけを見て、また涙。
 いま思い出しているとまた涙が出そうなくらい。
 
 「あー!やったぁー!!」
 としか言い表せない、まだ興奮している。
 
 2003年9月15日
 阪神タイガース、リーグ優勝を決める。
 と書いてみても、まだ信じられない。
  

2003/09/13(土) 御岳神社のお祭礼。
 妹が神輿を担ぐというので見に行く。壮観。
 打ち上げにお邪魔をいたしまして、パーパー喋って飲んでるうちに激しく酩酊・第二夜。
 そういえば、明日早朝寄席だということを思い出し、急に酔いが回り、記憶がトぶ。
 あーそうなんだ、しんどいんだ、また飲み過ぎなんだと思っているうちに、寝てしまう。
 あと、三時間は寝られるんだ…と思っている側から、無常にも目覚ましは鳴る。

2003/09/12(金) 思えば…
 この日から更新が滞っている。
 忙しかったワケでもなんでもない。飲みが続いてしまったのだ、それだけ。

 夜、独りでワインを三本飲んだ。
 激しく酩酊。
 深夜にどうにも気分が悪くなり、吐く。
 
 「間違いなく自分はバカだ、大馬鹿だ」と独りごち、寝る。

 写真・リニューアルした玉川高島屋のテラスにて

2003/09/11(木) トウガラシよ今夜も、有難う。
 暑い!きっと、夏の呪いだ。
 こう暑いと食べたくなるモノがある…とにかく、辛いモノだ。
 
 異常なホド辛いモノ好きだ。好きがこうじて、花屋で「トウガラシ」を買って鉢に植え替えたのだが、なかなかカワイイ。ひとつ疑問なのが、この「トウガラシ」一体食べられるのだろうか?
 なんだか、怪しい。観賞用なのかもしれない…ひとつ、誰かで人体実験してみたい。

 辛いモノを食べた後の汗は、何より爽快なのだ。香辛料は、どこかキモチ良くさせてくれる。
 ボクは宿酔いの時、決まってこの香辛料系本格印度カレーが食べたくなる。昼過ぎに銀座の「ナイル」か「デリー」にて、虫の息で匙を口に運んでいる。
 宿酔いにカレー。
 ここ数年の定番になっている。

 四川料理。陳健民を代表する中華料理。コレモ辛い!
 有名なところでやはり「四川飯店」なのだが、ボクは自由が丘にある「吉華」という店がお気に入りだ。本店が上野毛にあり、陳健民氏のもとで修行した本格四川料理。
 特筆すべきは定番ではあるが、麻婆豆腐。辛い、というよりスパイシーというコトバがピッタリくる。麻婆豆腐?と思った方、四川料理のコレはスゴイ。油断してると横隔膜痙攣しちゃうから、ホント。
 
 香辛料には中毒性がある。
 辛いは旨いを超えて、ヤバイのだ。

 そして、今夜もボクは何でもかんでも一味トウガラシを振り続けた。

2003/09/10(水) 芸人の性(さが)。
 あー!落語会が迫ってるぅぅぅ。これから十日ほどナーバスな時間を過ごさなきゃいけないワケです。あのぉ、21日は二席演るんですよね、ボク。しかも一席は40分近くある大作。(ダイサクじゃないよ、タイサク)
 
 そんなワケで、何をしててもだいぶ落語のことばかり考えるようになってきまして、口ずさむように稽古していますよ、いわば今回は「三遊亭司芸能生活5周年」のアニバーサリーでもありますし。
 古典落語の主流派はオレ、みたいな、そんな雰囲気の、まぁなんとなくスタンダードな攻めを見せようかと…はっきり言って、どうしたらいいのかわからないのよ!!

 というのは、前回7月のイケブクロは良くも悪くも「ま、こんな感じ?」ってところがあったんですよ、正直なところね。ところが、第二回、Vol.2ってことになるとどうしても「前回以上は」という思いがありましてね。
 それに、これはあくまで芸人サイドの話なのですが。トリ・最後にあがるってことの重要性って大きいんですよ。

 なんて、不安を口にしてみたものの…どこかに、揺ぎ無い自信も同居しておりましてね。芸人という生き方を選択した以上、そんなプレッシャーも愉しんでいるのかもしれませんが。

 少なくとも、21日来たらボクに惚れ直すことは確かよねぇ。

2003/09/09(火) ボクらの「夢」
 書こう、書こうと思いながら、こんなに間近になってしまったが。ボクは落語家になる前、こんなモノ(写真参照)を着て関東三球場のほとんどの試合に駆けつけていた。
 そう、阪神タイガースの私設応援団の構成員だったことがある。
 
 今年こそ、と言い続けたここ十年。
 去年の、夏を前にした失速。
 ことしの快進撃を目にしつつも、口に出すことをはばかられた二文字。あらためて、こうして現実を目にして、阪神タイガースとはボクらの「夢」そのものであったと思う。そして「優勝」という二文字を、マジックが点灯したとき本当の意味で胸に感じていた。
 いま、一歩一歩「優勝」に近づきワクワクしている。
 弱い阪神が好きだった。
 強い阪神が夢だった。

 1985年以降の阪神ファンは勝つ喜びを知らない。ボク自身、優勝するってどんなんだろうと、ドキドキしている。
 
 M5、あのひとの胴上げまで、あと僅か…である。 

2003/09/08(月) OFF
 一日中家にいる、久しぶりになぁ〜んにもない一日だった。別に、たいしてめずらしいことでもない。もう最近はこんな生活に慣れきってしまった。一週間のうち何日か仕事をして、楽屋に顔をだしたり、稽古をしたり。
 
 朝起きて新聞を読み、お茶を飲んで、水槽をみたり、空を見たり。そのうちに風呂の湯が沸いて、ゆっくり一時間かけてぬるめの湯に入る。落語の稽古はほとんど湯船のなかでする。会やなんかの一週間ぐらい前にならないと、ちゃんと座って稽古をするということはまずない。
 (不思議なもので、浴衣を掛けて、座布団を敷いて「いざ、お稽古!」となると、急に部屋の掃除がしてみたくなったり、探し物をしたり…と、こうなってしまう。あれはなんなんだろう?)
 
 そのうちに、夕方となってしまう。
 時間が不規則なので、原則的に食事は一日一食夜のみだ。
 缶ビールをあけ、四時から再放送のドラマかなんか見ているうちにだいぶ酔ってくる。最近はもっぱら「金八先生」を見ながら独り言を言っている「あ、今ヒトリゴト言ってるな」と思いながら、飲んでいる。テレビを肴にヒトリゴトを言いながら飲むようになったらホンモノだ、何のホンモノだかわからないが、なんだかホンモノっぽい。

 と、こんなな〜んにもない一日が、今夜もまだもう少し続く。
 なんにもないのはいいのだが、日記を書く時苦労するな、と。いままさに思っている。
 

2003/09/07(日) 食生活事情。
 仕事柄、夜遅くの外食が多い。ボクがこの世界に入ったころは、まだまだ「焼肉絶対主義」の全盛で、何はなくとも焼き肉!世界の中心には焼き肉屋があり、その世界を三頭の牛が支えている、それが宇宙だという神話が根強く信じられていた。「いい芸をしたければ肉を喰え!」
「いい肉が食べたければ売れろ!」そんな「焼き肉勅語」を新人前座は暗唱したものだ。
 …それもこれも、狂牛病騒動までのこと。狂牛病と幹部の高齢化で焼き肉屋での打ち上げは半減した。ゴチソウということを考えると何時もこのコトを考える。

 この五年間で驚くほど舌が肥え、エンゲル係数が急騰した。
 早い話、贅沢病の発症の診断された。自己診断だが。これは少しづつ生活改善をするしかない。
 秋の味覚、高級松茸の替わりに永谷園の「まつたけのお吸いもの」
 旬をむかえる、上海蟹の替わりに「カニカマ」
 この食生活の構造改革なくして、財政の建て直しは不可能なのだ!竹中クン。
 
 ついつい興奮してしまったが、食べ物の美味しい季節。これぐらいの気構えがなくては、ホントに破綻してしまう。

 写真・夕食をいただいた世田谷区等々力「陸春坊日月飯荘」の胡麻団子。お土産でいただき、中国茶と一緒に。  

9月絵日記の続き


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