〜花抜坂中納言日記〜
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2003/09/09(火) ボクらの「夢」
 書こう、書こうと思いながら、こんなに間近になってしまったが。ボクは落語家になる前、こんなモノ(写真参照)を着て関東三球場のほとんどの試合に駆けつけていた。
 そう、阪神タイガースの私設応援団の構成員だったことがある。
 
 今年こそ、と言い続けたここ十年。
 去年の、夏を前にした失速。
 ことしの快進撃を目にしつつも、口に出すことをはばかられた二文字。あらためて、こうして現実を目にして、阪神タイガースとはボクらの「夢」そのものであったと思う。そして「優勝」という二文字を、マジックが点灯したとき本当の意味で胸に感じていた。
 いま、一歩一歩「優勝」に近づきワクワクしている。
 弱い阪神が好きだった。
 強い阪神が夢だった。

 1985年以降の阪神ファンは勝つ喜びを知らない。ボク自身、優勝するってどんなんだろうと、ドキドキしている。
 
 M5、あのひとの胴上げまで、あと僅か…である。 


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