〜花抜坂中納言日記〜
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2003年9月
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2003/09/29(月) 活作りに於ける精神構成の一考査。
 夜、キリリと引き締まっていてなかなか美味しい日本酒を飲んだ。名前は忘れた。
 美味しいお酒があると、どうにも気の利いた酒肴が欲しくなる。お酒にあわせた肴を考えるのは、まぁ安い遊びだ、一種の趣味。
 さっそく、魚屋で手ごろな鯵と鮪、ハマチを買う。鯵は家で叩きににして「なめろう」に、これが実に旨かった。
 この鯵の「なめろう」をよく行く居酒屋では活鯵でやってくれる。あの水槽からあげたばかりの魚をさばく活作り。つまり、どうだどうだ新鮮だぞ、という「どうだどうだ料理」だ。ああいうのは決まっておろしたばかりの魚の上に盛り付けてくるのだが、ひとりでしみじみと芸人の悲哀を過剰なほど感じながら飲んでたりする時に、ふと目をやると鯵がパクパクやってる、あれは不気味だ。パクパクの鯵の目の前でその身を(しかも叩きにされてネギとショウガと味噌とその他「いやぁこの他はちょっと言えないんですよ」といって教えてくれないモノやなんかを混ぜられた)食べるというのは、非人道的であるな、ウンウン。ダンナの目の前でオクサンを手込めにするような(それも荒縄で縛って)変態的行為にすら思えるワケですよ。
 それでもってそんな事を考えて、酒を飲み、ニヤリと笑う芸人なんですよ、ボクは。
 さらに、いまどうやってこの文をまとめればいいのか一日の中でイチバン頭脳をつかってるところなんですよね。(終わり)

 写真・京都のお土産に頂いた、祇園の名店「原了郭」の一味。ボクが知る一味の中では一番辛いというかスパイシーです。癖になります。それだけ。 


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