〜花抜坂中納言日記〜
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2003年9月
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2003/09/22(月) 祭のあと。
 昨夜は嵐の中「落語コレクション」にお運びいただき、ありがとうございました。いま、高座の興奮と狂乱の打ち上げのあとの妙な虚脱感に襲われております。高座に本気でぶつかった後は「ぬけがら」になってしまうことがわかりました。いま、すこし寂しい気分ですね、いやはや。
 
 次回のコトでもうアタマがいっぱいなのですが、いま少し昨夜のコトを。

 芸人は、当日高座で始めての笑いが起こるまで不安で仕方ありません。ボクとて同じ。前にあがった開口一番・前座の(林家)彦丸や駒介の時も、絶えず客席を気にしてみています。その、最初の笑いまでの緊張感と客を掴んだ時にスッと力が抜けるまでがなんともいえません。
 笑いが起きれば、あとはこっちのもの、リズムさえ崩さなければ大丈夫。あ、今プロらしいこと書いてるじゃないか。

 昨日はトリでしたので、二席目の噺が終わってお客様を送りだし打ち上げで乾杯するまでが最高のテンションでした。そして始めに書いた通りの虚脱感を今味わっている、というわけです。

 こんなテンションの波を、これからもお客さまと一緒に味わって行けたらと、いまモノスゴ−ク芸人らしい締め方をしようとしているではないかと思いつつ、ご祈念申しあげましてお礼のコトバに代えさせていただこうと、こういうワケなのだ。

 写真・舞台袖から。仙三撮影。 


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