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2003/08/03(日)
司と人情噺。
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浴衣姿の女性がいたりして、夏の寄席もいいもんです。きょうも昼過ぎから黒門亭へ行ってまいりました。 黒門亭はいわば、金・土のヨルと土・日のヒル限定の寄席(という表現は使ってはいけないらしい)。4、5人の落語家が出演して、ひとり20〜30分の持ち時間なので、お客様にはゆっくり、タップリ落語を聴いて頂けるようになっているのです。(普段の寄席だとトリでもない限り15分ぐらいなんですよ) 当然普段できない長ぁ〜い噺なんかもできてしまう。 そこでだ!今日は自らを鼓舞するタメ「三遊亭司人情噺に挑むinKUROMONN-TEI」 人情噺とは普通の滑稽噺よりもストーリー性を重視した笑わせるというよりも聞かせる噺のことをいうのですが、大抵の人情噺はかつて大名人と呼ばれた師匠連が得意にしたものなのです。 それに真正面からぶつかってみようと高座にあがりました。 出しモノは三代目桂三木助(ボクが破門になった師匠のお父上)得意とした「ねずみ」という噺。 そう、こんなぼくでも人情噺、出来るんです。それも35分も。 笑いが少ない噺なのでギャラリーを最後までひっぱるには少しも手がぬけない緊張の高座でしたし、内容には満足できませんでしたが久しぶり演って、この噺の新たな面を見つけたりできてよかったです。(あら?ただのへーボンな感想になってる) とにかく今はハードルを高く高くあげていくしかないと、そう感じました。(うわぁー中学生の作文みたいな終わり方) 写真・悪巧みするNo.1☆司(風車撮影) きっとイヤラシイことを考えていることが目でわかる。 バカ話やエロ話ばかりか人情噺も得意としてしまう貴 公子・三遊亭司...恐るべし。
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