〜花抜坂中納言日記〜
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2003年8月
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2003/08/27(水) 池袋7日目。
  池袋演芸場へ。
 14時あがり(出演時間)なので12時半には家を出ます。昨夜半から今朝にかけてのモノスゴイ雨がウソのように、カラッと晴れわたっておりました。
 今朝、風呂に入り、今日は何を演ろうか考えました。ホント云うとお客さまを目の前にしなければ、最後の最後まで決まりません。いつも三つぐらいネタを即座に高座に上がってから変えられるように、用意しておきます。特に、今回の池袋では不本意な落語しかできておりませんので、正直ピリピリしておりました。

 マクラ(噺の導入部分・隋談)から好い反応。
 畳み掛けるように、やるつもりの無かった小ネタを掛けてみても、やはり好い。
 惨敗している「湯屋番」のリベンジに心揺らいだのですが、冷静に落ち着かせ「加賀の千代」という軽い噺に。これもまた得意ネタ、というよりウチの協会で演じ手がほとんどいない噺なのです。
 (おかみさんの言い付けで、甚兵衛さんがご隠居にお金を借にいくストーリー。加賀の千代女という歌人の「朝顔に釣瓶とられてもらい水」という句が出てくる。)
 ストーリーを追ってお客様の反応も良くなり、ペース配分バッチリでサゲまでいきました。
 
 しかし、ウケた時の高座は当てになりません。
 高座と客席の出会いも、一期一会なのです。ですから、もうあえないかもしれないからこそ、もっと本気で司自身をぶつけていきたいと存じます。

 写真・楽屋にて、ネタ帳を前に  


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