〜花抜坂中納言日記〜
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2003年8月
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2003/08/18(月) 商店街。
  風車との約束があり午前中にめずらしく早く起きました。ちなみに、はやくというのは10時のこと。
 北松戸で待ち合わせのところ、松戸で各駅停車待ちをしていたら風車と会えました。北松戸で用が済み、また常磐線で帰路につく。夕方5時30分ごろ日暮里に。思い出したので師匠・桂三木助の墓参。本当に谷中というところは寺町なのだ。師匠の旦那寺の両隣にも寺。(余談ですが、先日の円朝祭の全生庵も谷中にあります)
 時間があったので、谷中の商店街「谷中ぎんざ」を散策。夕方の商店街はホッとすると言うか、ほのぼのすると言うか、実に平和です。ボクもご幼少の頃は、乳母(うば)に手を引かれ商店街を歩いたものです。
 魚屋の店先の桶に泥鰌(どじょう)が泳いでいました、泥鰌はまぎれも無い夏の美味、薬味葱をタップリのせて食べる泥鰌鍋はなんとも言えません、言えませんから言いませんが。ボクは丸ままの骨抜きしていないのが好きです、唐揚げなんかもいいです。(だれか駒方の「どぜう」か高ばしの「伊せ喜」でご馳走して下さい。)
 そのトナリには鯵がありました、これもまた旬。佳い顔の鯵でしたので、さばいって叩きにしたらさぞ旨かろう、ナメロウもまたよいかもしれない…と、なると酒は日本酒の…。などと考えるのは酒飲みの愉しみのひとつなのです。
 やっぱり、こんなことを考えられる時間は平和そのものです。平和な町の、平和な空が、だんだんと暮れてゆきました。(と、締めてみましたが…暮れるもなにも分厚い雲に覆われて、ただ暗いだけでした。)

写真・三軒長屋。落語に出てくるよりだいぶ上等です、二階家ですから。谷中にて。 


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