〜花抜坂中納言日記〜
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最新の絵日記ダイジェスト
2007/08/01 モノを知らない。
2007/05/04 とりとめもなし。
2007/05/03 大型連休。
2007/04/30 3タテ。
2007/04/29 紀尾井ホール。

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2003/08/31(日) 忙しくさせて頂いております。
  昨日は池袋の打ち上げで、(三遊亭)歌武蔵師匠にご馳走になりました。千秋楽は土曜日ということもあって沢山の入り、よく笑うお客様に救われました。演題は「宮戸川」

 今日は「師弟三代落語会」という会に出演。師匠の出身地、青梅のお寺さんに300人近くのお客さまにお越しいただきました。大師匠・円歌、師匠・歌司、ワタクシの三人会。
 「短命」を上演。マクラから好感触のまま噺へ、それにしてもモノスゴイ反応。笑いで会場が揺れましたね。
 ぼくの時ですらそうですから、大師匠・円歌の「中沢家の人々」なんて地響きのようにウケてました。芸の力はスゴイです。

 明日は軽井沢へ、モチロン仕事です。
 
 そうそう、カメラを紛失いたしまして…。写真が転載できなくて申し訳ありません。
 そんなわけで、また明晩に。

 

2003/08/28(木) 司の長い一日
  岐阜に仕事で行ってきました。
 日帰りかと思い込んでいましたら、泊まり。
 帰って来て(29日)すぐに池袋へいきます。
 また後ほど。     

2003/08/27(水) 池袋7日目。
  池袋演芸場へ。
 14時あがり(出演時間)なので12時半には家を出ます。昨夜半から今朝にかけてのモノスゴイ雨がウソのように、カラッと晴れわたっておりました。
 今朝、風呂に入り、今日は何を演ろうか考えました。ホント云うとお客さまを目の前にしなければ、最後の最後まで決まりません。いつも三つぐらいネタを即座に高座に上がってから変えられるように、用意しておきます。特に、今回の池袋では不本意な落語しかできておりませんので、正直ピリピリしておりました。

 マクラ(噺の導入部分・隋談)から好い反応。
 畳み掛けるように、やるつもりの無かった小ネタを掛けてみても、やはり好い。
 惨敗している「湯屋番」のリベンジに心揺らいだのですが、冷静に落ち着かせ「加賀の千代」という軽い噺に。これもまた得意ネタ、というよりウチの協会で演じ手がほとんどいない噺なのです。
 (おかみさんの言い付けで、甚兵衛さんがご隠居にお金を借にいくストーリー。加賀の千代女という歌人の「朝顔に釣瓶とられてもらい水」という句が出てくる。)
 ストーリーを追ってお客様の反応も良くなり、ペース配分バッチリでサゲまでいきました。
 
 しかし、ウケた時の高座は当てになりません。
 高座と客席の出会いも、一期一会なのです。ですから、もうあえないかもしれないからこそ、もっと本気で司自身をぶつけていきたいと存じます。

 写真・楽屋にて、ネタ帳を前に  

2003/08/26(火) 暑気払い。
  新宿で25inchの暑気払いの会があり、久しぶりに終電というものに乗って帰って来ました。朝まで飲んだり、タクシー使ったり、とするこの頃ではめずらしいことです。
 25inchを起こしてから、真面目な会合やら打ち合わせが多くみんな揃っての飲み会は久しぶりです。
 やっぱり、気の合うヤツらとヒトの悪口を言うのは最高なのです。

 帰りの電車、降車駅をひとつ越したところで降りました。
 ボクの小・中学校があった街です。(卒業後近くに引っ越しまして、在校中は通学に40分かかりました)
 この通学路を通ると様々なことを想い出し、様々なことを想います。それは、いささか重しになるぐらいの追憶です。
 「何で落語家になろうと思ったのだろう。」
 ここにその答えがあるのかなぁ、と校舎を見ながら考ました。
 確かに、この校舎の、あの教室でボクは落語家になろうと決めました。そして、いま高座で落語を喋ってます。

 そのうちに今の自分と、過去の自分がゴチャゴチャになり、いささかアタマが混乱しました。
 ふと気づくと、夜の風は意外と涼しいです。
 もうすぐ、夜の長い秋がきます。
 
 

2003/08/25(月) 町長様。
丹沢にいってきました。
 夏、青空、ビール!
 三遊亭司、勝利の方程式です。
 ランチ、トマトのペンネ。美味しゅうございました。(もちろん外で拵えました。写真参照。)
 ディナー、夏野菜のカレー。感動です。
 いっぱいの星空。いと美しゅうございました。

 スペシャルサンクス
 神奈川県山北町

 勝手に、お礼申し上げます。
 来年は、何かイベントのタイアップで呼んでください。お願いいたします。
 メンバーみんなで参上しますので。  

2003/08/24(日) 戻ってきた、夏。
 いやぁ、ここのところ飲みすぎです。
 どうも、三遊亭司です。

 昨日高座で初めて転びましてね、ビックリです。一席終えて立ったとたん袴を踏んでしまい、ヨロヨロっと。みっともなかったなぁ、噺もウケなかったし。
 「湯屋番」という一応得意ネタだったんですがねぇ、おかしいなぁ?
やっぱり稽古しなきゃ...なんてことはあんまり考えませんでしたが。
 上品で大人しいお客様だったんでしょうね、あ〜ぁ。

 今日は自動車の展示場に昼過ぎにいってきました。
 オープンカーに買い替えようかと、この秋今の愛車が車検でして。ただクルマって愛着があるんでオンナのヒトと一緒で別れにくいんですよね。だから師匠・三木助は「クルマの写真は撮らない」なんて言ってました、撮っていましたがね。
 今回は同一車種のモデルがちがうものですから、そんなに変わるってほどでもないんですが。やはり寂しい気もします。

 夜は麻布十番のお祭りへ。
 麻布十番祭は毎年大勢の人で賑わいまして、世界各国の料理屋台や十番のお店が屋台をだしたりと大変盛り上がっておりました。
 生ビールを買って歩いていましたが、いやぁ暑かった、ホント。
 まだ秋なんて言わせませんよ。

 次の寄席出演は27日なので、涼をもとめて明日辺りふらっと出かけてきます。

 写真・今の、愛車。なかなか愛くるしい後姿でしょ?
 

2003/08/23(土)
  アタマイタイです。
 もう少ししたら、ちゃんと書きます。
 飲みすぎ、です。
 ごめんなさい。

2003/08/22(金) 21、22日
  ちょっと忙しくしておりました、三遊亭司です。
 昨日、21日は池袋演芸場の初日の打ち上げでございまして、歌武蔵師匠(叔父弟子です)に大変ご馳走になりました。おとといの酒が抜け切れず、すっかり酔いました。
 歌武蔵師匠と別れたあと、上野で仲間ウチで飲みなおし。居酒屋「鍋屋」にて、前座仲間のロセン踊りに抱腹絶倒。激しく酩酊。そこに、25inchの別働隊・一心会のメンバーがきて六本木へ。
 六本木のドンキ・ホーテでテントと寝袋購入。
 五時半帰宅。就寝。

 今日は、師匠歌司と土浦へ。医師会の落語会。
 土浦はお祭りということで、子供らのお囃子をのせた山車が会場の前をとおりしばらく落語会が暫時中断。山車に能舞台のような空間があり、お多福の面をつけた子供が舞をみせてくれました。
 
 東京に帰ってきて、幼馴染の女の子から電話。なんでも明日から中国に留学するんだとか。小学校からの友達たちと近所のファミレスで少しだけお喋り。
 久々ちゃんと帰ってきました。

 夏が戻ってきたというのに、仕事をしているのが嬉しいような悲しいような。
 

2003/08/20(水) しんどい。
  千秋楽の楽屋に行きました。
 打ち上げのあと、三味線ひきの「おこう」さんとアイリッシュパブで呑みまして。
 そのあと、仙三と駒介をよびだし呑んでいます。
 とりあえず、駒介はボクのうちの湯殿で汗を流しているみたい。
しんどいまま、おやすみなさい。

写真・愛車のコックピットから 

2003/08/19(火) 落語の事。
  今年の関東の梅雨明け宣言は、無かったことにする…みたいなことが紙面に載っていました。どうやら、まだ梅雨の天気図らしいのです。
 そういうわけで、この肌寒い陽気で仕方なく海へ行くのを断念。こういう時は家で落語を聴いて過ごします。
 「黄金餅」という落語を手がけようかと、古今亭志ん朝師と立川談志師のをききくらべたりいたしておりました。「黄金餅」は人の死を扱う噺で大変デリケートに演じないと陰惨になってしまう情景があるので、下手に扱うととんでもない結果になりかねません。そこをどうおふたかたの師匠が演出しているか、などと思って聴いておりましたが、途中から聞き入ってしまい、聴いたあとはただ唸るばかり。
 「ウーム、上手すぎる…」
 いまさらながら、そんなことを呟いてしまいました。
 今年の夏(?)は「たがや」をケッコウやりました、落語コレクションに来ていただいた方はご存知でしょうけれども、花火大会の人ごみのなかでのお話でして。こういった噺はキワモノといって、季節限定、やっても八月いっぱいがいいところでしょう。ホントーはそろそろ秋の噺を演ってもいいぐらいです。噺は季節を先取りするもんだと、入船亭扇橋師匠から教わったもんです。
 そのほかに「宮戸川」。お花と半七という若い男女の江戸のラブストーリー。これもよくやりましたね、まあラブストーリーや瞑想激しい遊び人の若旦那モノなんかは一応得意ネタですから。(自分で言ってるだけね)
 秋は秋で何を演じようかそろそろ考えて、ネタ帳をひっぱりだしています。落語の中の季節っていいですよ。
 「目黒の秋刀魚」を聞いて、秋刀魚が食べたくなったり。「時そば」を聞き、帰りに蕎麦屋で呑んだりと…。

 師・三木助の師匠、人間国宝・柳家小さん師匠に書いて頂いた最初の高座名「桂六久助」。ボクの原点がここにある。 

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