〜花抜坂中納言日記〜
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最新の絵日記ダイジェスト
2007/08/01 モノを知らない。
2007/05/04 とりとめもなし。
2007/05/03 大型連休。
2007/04/30 3タテ。
2007/04/29 紀尾井ホール。

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2003/12/29(月) 師走の思い出。
 車を洗ったり、靴をピカピカに磨いたり、そんな師走の一日でした。穏やかな日が続きケッコウなことです。
 
 ボクが柳家小さん一門の末席に連なっていた頃は、暮れに一門の孫弟子たちが集まって目白小さん邸の大掃除をしたものです。それが年末の恒例行事で、そういった前座時代の思い出はそれはそれでいいものなのです。センチメンタルな感覚とはまた違っていますが。
 真打ちながらも(柳家)花緑師匠が陣頭指揮をとったりしてましたね。

 そんな、あの時代前座修業をした先輩も後輩も、今じゃイッパシの二ツ目になり、花緑師匠もすっかり売れっ子になりました。懐疑主義がいいとは思いませんが、あのころは確かに煌(キラ)めいていた季節のようです。

 <ふぉと>我が家のリヴィングでくつろぐ風車。ヒトの家に上がり、靴下を脱ぎ、勝手にテレビのチャンネルを変えたりする。学生時代にそういうやつは一人はいた。「なんかジュースないの?」とか、かならずいう奴、あれと一緒。

2003/12/28(日) 司、参る。
 長い事潜伏生活を送っておりました、わたしは元気です。
 たまたま、家を空けましてね。とくに、何処で何してたってワケじゃあないんですが、毎日飲んでいたのは確かです。

 そうこうしているうちに今年も暮れようとしているわけですが、来年は忙しくって日記の更新がままならない…ような、一年にしたいと思います。
 ホントにバカなあたしですが、あなたがいないと生きていけないの。だからお願い、お願い、捨てないで。ということで、来年も一重に御贔屓お引き立てお願い申しあげ奉ります。

 (あ、今年もまだ更新しますからね。)

 <ふぉと>横浜、山手のフランス料理店。 

2003/12/23(火) 奉祝。
 今上天皇陛下のご生誕記念日。
 皇居にてお祝いの記帳。
 

2003/12/22(月) 全ての恋人達に幸福を。
 基本的にこの時期は人ごみなどに出たくない。急激にイタいカップルが増えて、目が当てられないからだ。
 あのカップルの解禁はイルミネーションの点灯の時期と同じくする。冬まで何処かに隠れているのか、啓蟄の如く出てくる男と女。その寿命は案外と短い。来年は違う人とクリスマスをむかえたり。またエリ(仮名)やレイコ(仮名)と云った、去年までの学生来仲良し三人組での毎年クリスマスパーティーをしていたメンバーに戻ってしまったりするのだ。
 そしてあろう事か、自分が抜け駆けしたくせに「やっぱ女三人が気楽でいいよね、カンパーィ!」などと率先して言ったりするハメになるのだ、あなたは。
 そして、酔っ払って「来年は彼氏作るぞー」とか言って、とりあえず腹の中は別にして笑いあうに違いない、きっとそうだ。
 なんなら、100円賭けてもいいよ。

 ふぉと・横浜の夜景。そんなこと言いながら、カップルだらけの港が見える丘公園に行ったりしているから恥ずかしい。誰といったかはナイショに決まってる。

2003/12/21(日) 穏やかに…。
 なかなか、一年が穏やかに終わってくれるという訳にいかないようで、毎日のように怒涛の宿酔いに襲われている今日この頃である。
 日記が更新されていないトコロがみんな飲んでいた日ということになっている、上のカレンダーは非常にわかりやすい。
 そんなワケで、せめて後十日だけでも穏やかに、健やかに、そして静かにくらしたいと…飲みに誘われるヤツは思っているに違いないのだ。
 (そうはさせないけどね)

2003/12/19(金) 恋愛03`
 ここのところ、いい恋愛をしていない三遊亭司です。(ちなみに、セコタレはちょくちょくカイています)いい恋愛をしないと、いい落語ができませんね、実際。そういいつつも、恋愛に関しては昔っから神風精神玉砕型ばかりで、九死に一生どころか恋の片道燃料ばかりなのですです。ちょっと、無理そうな女の人ばかり好きになる傾向にあるのです。l
 今年もやはりそんなことがありました。
 会ったばかりの(しかも彼氏がいる)女の人に「あなたはボクと結婚するはずだ!」と口走り、軽蔑を超えた憐れみの冷たい目で見つめられたりしました。(しかも大事な披露目の最中)
 とにかく下半期は特に、恋愛スランプでした。
 そして、ボクに携わった多くの女性誰しもから見えるように、高く高く登り詰めたいと願いながら、間もなく一年が終わろうとしています。

 ふぉと・ちょっと早いクリスマスプレゼントをいただきました!グッチのカバンね。

2003/12/18(木) 本格派落語家。
 朝まで呑んだり、夕方近くまで寝てたりと、まるで仕事のない落語家のテストケースのような生活を送っている。結果、日時の感覚や概念が無くなってくると云う臨床結果がでている。
 これから二ツ目に、もしくは落語家になろうと云う方々は充分に留意していただきたい。
 
 「ウーム、ウーム」と昨日一日宿酔いで唸っており、今更ながら自分の馬鹿げた飲み方にただただ閉口するばかりだ。少なくとも、お酒に関しては学習能力はゼロのようだ。
 特に一昨日の酒(16日19時から17日7時にかけて)は酷かった、恥ずかしい話、おしまいの何時間は「オレは面白い!」「オレは上手い!」というようなことを、繰り返し連発していた。
 酒を呑むと、思っていることを遂コトバにしてしまうようで恐ろしい…。

 ふぉと・「じゃーん!」お歳暮で貰ったヱビス。21本入りなのだ。
 

2003/12/14(日) 恐怖の「ちょっと小噺でもやって」
 この間、ひょんなことから顔を出した、同級生の女の子たちの集まりで「どうして笑点」に出ないのとか、「テレビで見ない」とか散々だった挙句「笑点の水色ってだれだっけ?」「○色って面白くないよね?(冷汗)」と同級生というより、いわば落語家としか扱われないという悲しい出来事があった。
 「こんどテレビに出てよ」なんていうムチャクチャな要求までされた上【2003年噺家が酒席で一番嫌がる要求1位】(ビデオリサーチ社否集計)に輝いた「ちょっと小噺やってよ」なんてことまで言われた。落語家がなんたるかも知らんくせに、小噺という恐ろしい単語は知っているのだ。この「小噺やって」は本当によくいわれる、人の返事も聞かず「では、司がいまから小噺をやります、イェーイ(拍手)」などと言われる。「イエーイ」のあとに小噺はやりずらい。
 言っておくが、噺家にカンタンに「小噺やって」っていうのは、女の子にカンタンに「ヤラせて」っていうのと同じだからな。
 というわけで誰か「ヤラせて…」(哀願)

 結局、こういうオチを持ってきたのね…苦しくなったら下ネタって良くないよ、良くない。

2003/12/11(木) …。
 雨の横浜元町で買い物。白のカッコイイ(なにを着てもカッコイイんだけど)レザージャケットが見つかり余は大変に満足である。
 夜飲んだ紹興酒が効いたのか、大変に眠たい。
 そして、この日記が支離滅裂分裂症気味に向かいつつあることを強く感じている。だいたい、何故「余」などという一人称を使ってしまったのであろうか…書き出しから大きく失敗(しくじ)っているではないか、これが仕事もない、仲間もいない、寂しがり屋の酒飲み芸人の堕ちゆく過程なのか。寒気がする。
 重ねて言うが、何度も言うが、夜飲んだ紹興酒が効いたのか、大変に眠たい。
 いま殺し屋を差し向けられたら抵抗する間もなくしんでしまうだろうな…もし、殺されたら、そう、犯人はアイツだ。
 そして、なぜいきなり書き出しで「余」などと一人称を使ってしまったのか、解らないまま死んでいくのだ。
 なんでそんな事を急に言ったかというと、なんででしょうね?

2003/12/09(火) ランジェリークラブの夜は更けて…。
 飲みすぎが祟って、夕方まで半病人のようにしていた。それにしても、シンドイ。例によって自業自得。
 昨夜は、新二ツ目の入船亭遊一、金原亭馬治、金原亭馬吉の三人のお祝いで六本木で食事。
 ボクは何かにつけて政治が好きだ。楽屋の情勢、ゴシップ、を常に把握し自分のカード=切り札をそろえる。いささかズルく聞こえるが、そうやって生きなければいけない状況を、何度か経験してきた。
 そういう事もあって、後輩と事あるごとに食事をしたり、飲んだりとする。政治をするのにはホントに金が掛かる。
 そんななかで、相手を知るうえで一番大事なことが、異性の好みであったり性癖ではないだろうかと、ランジェリークラブのソファーに座り、酔ったアタマで考えていた。それにしても、洋服を着ている人間を下着の女が接待するとは考えたもんだ…こういうの、大好きである。
 そして、そんなところでワーワー言いながら、気の知れた奴らと騒いでいると、政治なんてどうでもいいような気が、しなくもない。

 ふぉと・ただなんとなく…「丸子橋」多摩川にかかり大田区と神奈川を結ぶ。本文との関連性はゼロ。

12月絵日記の続き


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