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2003/10/03(金)
旅もしくは漂流。
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秋になると「二人旅」や「ねずみ」のような旅の噺をしたくなる。旅をしたくなるのかもしれない。何時の時代もここではない何処かへ憧れて、つねにボクラは旅をしている。漂流と言ってもいいかもしれない。月日は百代の過客にして…という具合に。 旅の緊張感がまたいい。決して、旅の恥は掻き捨てられない。普段テキト−に生きていても、旅先で二度と会わないかもしれないからこそ緊張する。と言ったものの全く掻き捨てていないわけじゃないんだけど。 どういうわけか彼岸花をみて、旅の事を考えた。 ふるさとに 想い萌えたつ 曼珠沙華
そういえば、この句を(入船亭)扇橋師匠から教わったのも、旅先でした。
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