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2007/08/28(火)
レディ・ムラサキに惚れた「ハンニバル・ライジング」
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驚異の天才変態殺人鬼レクター博士はこうして生まれたのだ!…な、今回の最新シリーズ。8才の時に想像を絶するトラウマを負い、なぜあんな怪物になってしまったのか、その切っ掛けから過程が描かれています。多くの感想で見たんだけど、確かに「あれほどまでのモンスターになってしまった理由」としては弱いというか“普通”かもね。殺された家族の復讐に燃える青年の物語に猟奇要素をプラスしただけのモノと言ってしまえばそれまでだ。…が!観て損はしないか?と聞かれたら「しない」と言えるし、好きか嫌いかなら正直めっちゃ好きである。 とりあえずヒロインの日本人女性レディ・ムラサキがめっっっちゃ良いですねん!あれは惚れるわ、ハンニバルくんも(笑)てか、コン・リーってこんなにイイ女だったっけ(最近だと「SAYURI」とか「2046」に出てる中国人女優です)艶っぽいな〜。あんな42才は反則だよ。19才年下のハンニバルとのキスシーンもすこぶる綺麗でした。何が凄いってハンニバルの暴走に戸惑いつつも見捨てない、何とも奥深い気丈さを見事に演じてました。これが下手な女優だと、夫人は単に犯罪者の甥っ子を通報できないだけの哀れな未亡人になってしまいます。そこの難しさ、お見事でした。 でもって主人公の若きハンニバルを演じるギャスパー・ウリエルも素晴らしい。演技力はコン・リー相手に文句なし!しかしフランス人俳優にもイケメンがいたんだな。フランス男って不細工なイメージしかなかったよ(←こう思ってた人は多いらしい)剣道着や日本刀も似合ってたし。前にも書いた事あったけど(似合わないと言う人もいるけど)黒髪の美形の白人に和物アイテムは絵になると思う。 ハンニバルの初めての殺人シーンが印象的。残忍な行為が行われてるのに辺り一面美しい森で、引きで見ると惨劇も忘れて一瞬ウットリなんですよ。まるでトドメを刺す直前、清々しい表情で木々を見上げるハンニバルのように…。断末魔をあげる犠牲者に「血の吐き方まで品がないな」と言い放つハンニバルくんは、充分に後のホプキンス版レクター博士を彷彿とさせておりました。 まぁお約束の「ハリウッド製トンデモ日本」は出てきます。なんだけど今更そんなんで文句言うのは戦争体験者でもないのに「パールハーバー」や「ウインドトーカーズ」に本気で(←ここが重要)怒り狂ってたような御苦労様な人達に任せます。むしろ、こういうの楽しんでこそ日本人だよ。それに我が国の映画やドラマだって多数のトンデモ西洋あるんだから、お・互・い・様・だ・し(←なぜか強調)
ついでなんでハンニバル役の有望株ギャスパー・ウリエルをちょっと調べてみたら、1984年11月25日生まれ………ああ誕生日惜しい!1日違い!(笑)
では野獣イケメンの後は、我らが草食系(または小動物)イケメン集団を拝みに(笑)いざ浜松へ行ってきまーす♪
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