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2007/04/15(日)
芸術か変態か「エコール」
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今週行く筈だった「黄色い涙」…とうとう初観賞がグローブ座のラスト日になりそうな今日この頃(泣)なので黄色い感動は後日という事で、私がよく行く映画サイトで少し前にプチ祭りになっていた話題の(?)フランス映画「エコール」を友人に貸してもらい観賞(ありがとう、Hさん) 作ってる側は大真面目か狙ってるかは知りませんが、案の定世間では完全にいわゆるロリータ愛好家達の絶大なるオカズになっているようです(笑)でも雰囲気が「1999年の夏休み」っぽかったなぁ。深津さんとか出てたっけ。あれの小学女子版?って感じがしたけどね。確かにヤバイ要素は散りばめられてるけどさ(てか公式サイトのギャラリーがちょっとヤバイ・笑)
舞台は人里離れた森の奥にある、6歳から12歳までの少女達が暮らす謎めいた“学校”…大人は年をとった召使いと2人の女性教師だけで、男性の姿は無い。白い制服の少女達は、年齢ごとに7色のリボンをつけている。そんな環境の中、6歳の少女イリスが棺に入れられて送られてきた。イリスはここで少女達と共に、自然の摂理とダンスを学んでいく…。
いきなり棺ですよ、棺。新入生の女の子は眠らされてて、パンツ1丁で棺の中に入れられて運ばれてくるんです。目が覚めて「ココはどこ?」そんな彼女に優しく微笑みながら「学校よ。今日からココが家よ」と答える上級生の少女。うん、確かに普通じゃありません。私だったら怖くて泣きます(笑)でも主要キャストの少女達…めっっっちゃ可愛いんです。美しきフレンチロリータの原形のような集団です(新入生のイリスが何故かアジア系なんだけど)
唐突に「エコール」の女の子達を嵐くんでキャスティングしてみた↓
イリス(赤リボン・6歳・最初の主人公)=相葉雅紀 セルマ(オレンジリボン・7歳・意地悪だけど寂しがり屋)=二宮和也 アリス(青リボン・10歳・バレエの上手い野心家)=松本潤 ナディア(紺リボン・11歳・ビアンカの後継者)=櫻井翔 ビアンカ(紫リボン・12歳・最上級生)=大野智
ただし「ビアンカ」は、ダンスが破壊的に下手です(笑)ホントに笑うくらい下手です。が、それはちょっと置いといて下さい。ところで監督の女性、あのド変態巨匠ギャスパー・ノエの奥さんだったのか。…ちょっと納得した。あと女教師役の片方って「TAXi」のエッチ大好きヒロインじゃん(笑)こっちでは怪しい美人教師をしっとり演じてて良い感じですね〜。とにかく色々と「浅いようで深い」世界観でしたよ。
時にギャスパー・ノエっていうと2〜3年前にモニカ・ベルッチ目当てで観た「アレックス」でエライ目にあった記憶があります。それでも劇中のモニカの髪型(ひっつめアップ)当時マネしまくったんだけどさ(笑)フランス方面のド変態巨匠というと、ミヒャエル・ハネケってのもいますが、ノエとどっちが変態度上なんだろうか…などと非常にどうでもいい疑問なんかも過ぎったり。どちらも頭の良い変態だからタチが悪いんですけどね。…今日のテーマは「フランス変態祭り」という事で(笑)ただ主題の「エコール」は本当に可愛いので安心してご覧下さい。画像は「エコール」より。後ろ姿はビアンカとナディアです。
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