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2007/01/14(日)
キミたちフォレスト・ガンプか「疾走」
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“誰かと繋がりたい”…ただそれだけを胸に、たった15年の短い生涯を駆け抜けた少年シュウジの物語。ニュースの手越くん主演作。何と言うか、青の炎＋リリイ・シュシュ÷2って感じでした。どっかで「これ、二宮がやったら良かったんじゃないの？」って意見も聞いた憶えがあるくらい、ホント切ない殺人者パート2でした。どっちも私は好きだけど。
画面いっぱいの風景がとっても綺麗。舞台が岡山らしいんですが、みんな標準語で喋ってます（一部関西弁）手越くん主演とは言っても、かなりトヨエツと中谷美紀に助けられてますね。でも強烈な印象を残すのは主演の2人（ヒロインの子は嵐の「黄色い涙」にも出演らしい）です。最初にこれのキャストを見た時、個人的には何となく「柳楽の方がいいんじゃないの？」なんて思ってましたが、実際に見て手越くんはシュウジに合ってました。笑うとこじゃないのに笑ってしまう箇所がないと言えば嘘ですが、この子は「目」が良いですね。結構ガツンと来ました。
トヨエツは主人公達が慕う神父役。町にできた教会に配属されてやってきた設定で、最初に彼の姿を見たシュウジ達が「普通の人だ」って言うんですが「いや、普通じゃないだろ」と思わずツッコミ。あんな男前な長身ロン毛の神父なかなか居ないだろ（笑）
あとトヨエツの弟役に加瀬亮くん。ここでは冤罪ではなく思いっきり殺人犯で死刑囚になってます。関係ないですが、この人はホントに映画でジャニーズと絡みまくりですね（笑）あと、どうして髪型がいつも無駄に不自然なんでしょう。痴漢冤罪のはカツラ使用なんで別ですが、なんか常にヘルメットみたいじゃありません？そっちに気を取られて肝心の演技の印象は硫黄島（←こちらの感想は後日）と違って残りませんでした。惜しかった。
まぁキャストのファンじゃなく原作さえ未読でもグッと来ます。私が保証します（笑）切なさで言ったら冒頭に挙げた2作と良い勝負です。観終わった後、普通に走るのはダルイけど、ちょっとチャリで田園を突っ走ってみたくもなりました（笑）
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