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2007/01/28(日)
大爆発（お食事中の方は読まないで下さい）
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私が勤務する会社は一口に介護と言っても手広くやってまして、私は現在、訪問介護と施設スタッフを半分ずつやっています。週の半分は在宅、もう半分は施設勤務という具合に。1つの会社で2つの業務に携わっている訳です。
今日は施設の遅番でした。いつも夕食後に入居者様全員への、お休み前のトイレ誘導という大きな仕事が待っているんですが、本日久々にこの排泄介助でグッタリしました。私が担当のフロアは主に認知症の方々が集まってるんだけど、その中に「2大暴れん坊」で有名なご利用者様がいまして（笑）排泄は勿論、着替えもお風呂も、その人1人に対してスタッフ2人じゃないと対応できないパワフルな方々。トイレ1回行くのにも軽く20分は要します。1人が体を押さえ込み、その間にもう1人がお下の作業という感じで。車椅子から移動するのにも暴れて叩くわ引っかくわ噛み付くわ、マジで格闘技です（笑）
そんな“大御所”2トップ、本日揃ってオムツの中に大便大量大爆発。同僚と2人でアチャー！本当こんな大噴火は久しぶりに見た。ズボンを下ろした瞬間オムツのウエスト部分から大量に溢れていて、あっと言う間に背中から足首まで便だらけ。即行シャワー室へ移動して洗い流してからオムツ交換。
まぁ便そのものは何て事ないんですけど、一方の人は数日前から肩の調子が悪く（関節が痛む）心配だったので、そっちにも気を取られていました。いつものように2人とも頭叩かれるわ服引っ張られるわされながら介助していると、交換をやっていた同僚が「あ…（お尻に）かさぶたがある」肩の事もあっていつもより緩めに体を押さえていた私は「え？」と覗き込もうとした瞬間…カプッ！右腕を噛まれ、歯形の痕から見事に出血。その人の担当になって2年、初めての負傷です。
その後のスタッフルームで「いやー、すとっちさんも遂に流血デビューか」…ありがとう、フロアリーダー。にしても夏コン時期じゃなくて良かった。この生傷晒しながら嵐くんに手を伸ばすのは気が引ける（そこかよ・笑）しかし幾ら綺麗なオムツとパッドに交換してスッキリしても、今まで無かったお尻のかさぶたが今日あったという事は、その人への私達のケアがマダマダ足りてないという事である。
私の腕の傷は、その人に噛まれた物だと自分で判るけど、その人は自分の尻に多分自分で引っ掻いたであろうかさぶたがある事も、なぜ自分の肩が調子悪くて痛むのかも、もっと言えば便が出ている自覚さえないのだ。極端に言えば「気持ち良い」も「悪い」も解からない人。そういう人に気持ち良く過ごして貰うにはどうしたらいいんだろう。その人のお尻のかさぶたを思い出しながら延々と考える。
時々ご利用者のご家族の方がいらして、スタッフに感謝の言葉を言って下さる。その度に思う。そんな立派な事はしてないと。営業スマイルで有り難く受けつつも。仮に日々ご利用者が気持ち良く過ごされていたとしても、そして私のスキルが幾らアップしても、多分私は納得いかないだろう。智くんの「歌」と同じで、多分一生。でも納得いかないものってやめられないね、ホント。
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