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2006/07/02(日)
駄作の癖に油断できない「M:I-2」
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パート3の宣伝の為に放送された今夜の「M:I-2」ですが、これは私にとってのウッカリ映画である。公開当時、この冒頭の山登りとラストのバトル以外見所のない2時間の我慢大会を、仕方ないのでトム・クルーズのカッコ良さで紛らわそうかと思っていたら、敵役の男にウッカリ惚れてしまったのを憶えてます。 大昔にハリソン・フォードの「逃亡者」をハリソン目当てで観に行ったら、ウッカリ敵役(正確には敵じゃないんだけど)のトミー・リー・ジョーンズにマジ惚れして帰ってきたパターンによく似てます。あ、トミー・リー・ジョーンズとは缶コーヒーBOSSのCMの外人のおじさんと言えば分かりますかね(ムサくてすいませんが大好きなんです、このおじさん) 話は「M:I-2」に戻りますが、その敵役の男。登場時は全然カッコイイとは思わないんですよ。いかにもこのテの話の悪役だし、トムより年下なのに老けてるし、ずる賢そうだし。が、不思議な事にラストの肉弾戦の頃には思いっきり彼を応援しながら「トム負けろ」とか思うようになりました(笑)確かに悪役なんだがトムより全然1本筋が通ってるし情にも熱いし(もちろん悪役だから間違った方向に熱いんだけど)観てるとトムよりよっぽど出来る奴なんだよね。かと思ったら好きな彼女に裏切られて泣くし(笑) あくまでも演じる俳優じゃなくて、このキャラに惚れちゃったんですが、DVDが出てから早速レンタルしたら特典映像でラストのトムとの1対1の格闘シーンのメイキングが入ってて、そこではNG出しちゃって笑いながらトムに抱き付いたりしてて俳優さん自身もお茶目な人だったんで、益々キャラにも愛着が湧いたんですけどね(笑) ラストなんかどう考えてもトムを殺した所で何の勝利も得られないのに、それでも堂々とバイクに乗って1人で向かっていくなんて男前じゃ〜ん(←いかん、完全に悪に洗脳されとる・失笑)今日も、この悪役が観たくて糞つまらん駄作の2時間耐久レースを乗り切りました。…やっぱカッコ良かった、ショーンさん(←悪役の名前。俳優名は省きます。あくまでキャラ惚れなので)そんな女やめとけよー(笑) それはそうとやっぱりトムとまともに面と向かうカットはないのね。シークレット履いてもショーンさんの背が圧倒的に高いのか(笑)格闘シーンもアングルや体勢で誤魔化してるし。あ、見所は冒頭とラストのみと書きましたが、ジョン・ウーに免じて「鳩」もお薦めしときます。
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