a Day in My Life(旧)
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2005/09/18(日) 無限回想V
ここで私は、数年経った今現在でも個人的ベストを維持し続けてる珠玉のバラード2曲と出会う。
まず一つ目は、KTK公演の「義経と弁慶」で牛若丸を演じた智くんが歌うバラードです(KTKの内容については発売されているビデオを参照)
義経のために盾となって戦う弁慶への思いを義経が歌ってるんだけど、この曲、とにかく歌詞が凄過ぎる。義経の想い。ホント強烈です。しかも、ここまで強く高らかに壮大に愛をぶつける歌なんて、ヘタな人が歌ったらトンデモナイ事になる(聴いてる方は拷問です)さらに薄っすら…いや、ぶっちゃけ思いっきりホ●ちっくな歌詞←実際これは連れて行った友人にも突っ込まれたんだけどね。あの歌詞ぼやかしてるようで思いっきりアレだろ、と(笑)もしかしたらJrに何の思い入れもない修学旅行の男子生徒なんかはキモイと感じてしまった子もいたかも知れない。それを堂々と、王子スタイルで真っ直ぐ客席のスカイシート方面を見据えて歌い上げる智くんが、とってもカッコ良かったのです。壮絶に美しかったのです。
おいおい義経と弁慶ってそうなのかよ…なんて誤解も招きかねない(まぁ義経に漂う空気に全くそのケなくはない訳ですが)のも何のその、私みたいな下世話なファンの邪念も吹っ飛びます。もう何て言うか…智パワー(智マジック?)って凄いです。
この歌は公演終了まで歌い続けられた曲なんだけど、当時まだアルバイトの身で関東から毎月京都まで通っていた私は一切の余裕がなく、きっちりTOP公演(智くんメインの公演)のみにスケジュールを合わせて行っていたため、見事に最後まで他の人が歌う「牛若のバラード」を聴いた事がない。智くんの17才の誕生日公演では、その日は牛若を演じるのはマーチンだったんだけど、歌だけは智くんが出てきて歌ったり…発売されたビデオも収録されてるのは智くんのボーカルです。だから他のボーカルとは比較できないんだけど、智くんが歌うから良い曲に感動も増したんだと思ってます。
大変失礼なんだけど当時16才の智くんは意味解かってるのか?なんて少し思いましたが(笑)智くんのソロボーカル初お披露目がこんな良い曲で、私達ファンは凄くラッキーだったと思います。
これは笑い話ですが当時、智くんと原くんが凄い仲良くて“大原コンビ”なんて言われてて、そのあまりのイチャイチャっぷりが話題(?)になって、ある公演のMCで智くんが「皆さん、僕●モじゃないですからね」とわざわざ否定したりする一幕も(笑)
実際、牛若の一場面で、最後蘇って牛若にひざまずく弁慶の下りでは、智くん牛若を見つめる原くん弁慶の目が入り過ぎてるのか何となくヤバかった時もありました(笑)いや、もちろん原くんそんなケないですが、彼の真面目な雰囲気が逆にシャレにならない時もあったというか(笑)よく怖がらずに手を握り返せるな、智くん…と感心しつつ(笑)だから、時々見つめ合って2人が思わず吹き出す日もあったりしたんですが、そんな時は妙に安心したのを憶えています(笑)
話は戻って、このように元々が良い曲なのは大前提だけど「この人が歌うから更に良い」っていうのが、もう1つあります。BSBのセカンドに収録された「All I Have To Give」って曲です。BSBと言えば世間的には♪テミワイだけど、私は(バラードを1つ選ぶんなら)断然これです。
歌詞の内容は言ってみれば、よくある片想いのラブソングです。BSBのラブソングって割りと歌詞が女々しかったりするんだけど(笑)まぁこれも決して勇ましい男らしさ(?)は感じません。ハッキリ言っていじらしい系なんですよ。ヘタすると「あ〜ウダウダ言ってないで奪っちゃえよ!」とか言いたくなる(笑)が、私が感動する切っ掛けになったのが、この曲の歌い出し(Aメロの前半)でした。ここ、ニックのソロパートなんですが、特にこの歌詞です↓

(訳詞)
キミを迎えに行くカッコイイ車はないけど、1000マイルだって歩いていくよ

もしニックじゃなくて、AJやケビン、もしくはハウだったら「え〜車ないの?」とか普通に突っ込みたくなるし、ブライアンだとしても「ダメだよ、倒れるって」と心配になります。
真面目に感動の訳を言うと(笑)これを17才になったばかりのニックが全身を使って一生懸命に歌うからなんだと思います。CD音源では聴けないんだけど、ライブではニック、ここ歌い終わって次のブライアンパートが始まる直前の合間に、たいがい♪Ooh,yeah〜…!って切なくシャウト入れるんですよ。これがね…この叫びが泣いてるように見えるんです。恋を知りたての不器用で健気な少年が「キミが好きだ!」って手を伸ばしてるように。で、貰い泣きしそうなんですよ(失笑)…ニックマジックです(笑)
今はニックも25才になったけど、BSBの中にいてこの歌を歌う時は、彼は少年のままです。あの時と全然変わってないんです、ニックの瑞々しさが(ちなみに1月のドームライブのセットリストにも入ってるので、また観れると思うと胸が一杯です)
だから、もしニック以外のメンバーがこのパートだったら、私はここまでこの曲を好きにはなってないかも知れない。この歌い出しから一気に世界に入っちゃって、その後の各メンバーのパートもハーモニーも活きてきて、ラストまでノンストップで感動しっ放しな有り様です。
そんな2つの名曲と出会った97年でした。智くんの方はCD音源として出てないのが何とも心残りなんだけど、この2曲のおかげでバラードを好きになったと言っても過言じゃないんです。それまでバラードって割りと退屈だったんですよ。もちろん良いモノは良いんだけど、総体的にハズレが多いというか(←私にとっては。肌に合わなかったというか)それが今はバラードで感動させてくれたら上手い証拠!ってのが自分の基準になりましたからね(笑)しかも時代はダンスミュージック全盛期。そんな中で、私にバラードの良さを教えてくれた。ラブソングに対して斜めに構えがちだった私を何というか奮い立たせてくれた、ストレートな(しかも果てしなく無償の)愛の歌。この2曲というか、智くんとニックのおかげなんです。


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