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2005/08/20(土)
勝太郎と悪十郎
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久々にまごまごの感想です♪というか“山”主演映画の感想です（笑）あ〜最高でした。映画監督が夢だったお祖父ちゃんが今回、山の2人をキャストにしてフィルムを作るというロケでした。ちなみにヒロイン役はお祖母ちゃんであります。で、何と時代劇！
お邪魔したお祖父ちゃん家（団地）はクーラーがないのか首振り扇風機があって、そんな中、そこの襖の部屋で配役を決めるオーデションを山の2人に対して行ったり、何とも画的なツボが沢山ありましたよ。主役と悪役（この2人は互いに認め合いながらも戦うらしい）を決めるオーデションで「ジャニーさん以来だな〜」と呟く翔くん（笑）
見てて「智くんには悪役やって欲しいなー」とか思ってたら智くんがボソッと一言「俺…悪役がいいな」…お祖父ちゃん！智くんは悪役悪役〜！！と、TVの前で応援する私（笑）←願いは叶いました。決め手は何だったのかイマイチ不明ですが、祖父ちゃんはアッサリ翔くんを主役に抜擢。
近くの神社を撮影場所に決めたり、幼稚園の一室を借りて衣装合わせをしたり、夢の実現に興奮気味で少々パニくってるお祖父ちゃんを山が必死でサポートしながら作業は進むんだけど、この衣装合わせが特に良かった。黒い着物に侍の丁髷カツラをつけた翔くん、自分で「なんか弱そうだな〜…俺。これダメだ、大河（ドラマ）は…」なんて呟いてた（笑）けど、そんな事ない！（キッパリ）カッコ良い！確かにカツラをつけると剣士は剣士でも“少年剣士”になっちゃってるけど（笑）やっぱり翔くんの顔立ちは正統派ですわ。十時十分眉毛も引き立ってる！
一方、智くんの扮装はというとイメージ的には…顔以外は中村獅童みたいというか（笑）青い着物と、ちょっと毛が乱れた悪役用の丁髷カツラ。芝居中の目つきも野蛮な雰囲気を出そうとします。キリッとした翔くんとの対照的なバランスは取れてますが、やっぱり…どうにもこうにも「ちゃーんッ！」とか言い出しそうにも見えます（笑）が、撮影が進むにつれて油が乗ってきて最後には何とか浪人侍になってたかも（うーん、でもやっぱり可愛いかな・笑）
作品タイトルは「誰も知らぬ小さな物語」時は天保六年。神社にお参りにやってきた東武屋の女将・美代と女中のトキ。そこへ美代の命を狙う悪の浪人・悪十郎（大野智）が現れる。小判を差し出して命乞いをする2人。すると正義の味方の主人公・勝太郎（櫻井翔）が立ちはだかり、勝太郎と悪十郎の勝負が始まる。見事に悪十郎を倒した勝太郎は、命を救われお礼を言う美代に背を向け、疾風のように去っていった。
物語は、こんな感じです。送られてきた完成フィルムを、冒頭トークでも登場したミニシアターみたいな所で嵐くん全員で観賞するんだけど…もう爆笑の渦でした（笑）終始観てる嵐くんの様子が画面右下に小窓で出てるんだけど「皆ちゃんと台詞聞こうよ！」とかニノの突っ込みがあったり、もう大騒ぎ。ちなみにTVの前の自分も笑い死にでした（笑）
山の2人が勝負する前の名乗り合うシーンはたぶん普通にカッコ良いんだけど、問題は勝負の殺陣シーン。刀を抜くそれぞれのカット（2人ともカッコ良い構え）→「ヤァッ！」襲い掛かる悪十郎の顔アップ→「ハッ！」立ち向かう勝太郎の顔アップで次の瞬間…→バッタリ倒れてる悪十郎。斬り合う2人すっ飛ばして唐突に悪十郎が死んでるんで、見てる相葉ちゃんの「貧血？」が傑作でした（笑）翔くんもひたすら「あれ？あれ？」言ってて、上映後に凹む山（笑）智くんなんか丸いお顔が更にヘニャッとなってました（笑）お疲れ様でした。いやマジで頑張ったよ！でも後日そのフィルムを返しにスタッフが再びお祖父ちゃん宅を訪ねるんだけど、そんな嵐くんをよそにひたすら感動＆充実モードでいっぱいのご夫婦でした（そりゃそうだ）
ただ上映中のニノの言う通り、嵐くんの笑い声で聞き取れなかった台詞があるのが少々残念です（ニノも一緒に大爆笑でしたが・笑）あと、智くんの悪役のキャラ、ちょっと「羅生門」の三船敏郎みたいなのを期待しちゃったけど単なる殺し屋か〜とコレもまた少し残念でした。まぁそりゃムリか（笑）しかもヒロイン役がお祖母ちゃんだから羅生門みたいのだと体力面というリアルな心配要素もあるよね（笑）そんな訳でフジテレビさん、このビデオは通販しないんですか？（本気）
『誰も知らぬ小さな物語』（2005・日）
■キャスト
正義の剣士・富士勝太郎＝櫻井翔
浪人・神場悪十郎＝大野智
東武屋の女将・美代＝名越美代子
女中トキ＝植田さん
■名越憲隆監督作品／上映時間3分20秒
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