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2005/06/20(月)
コラテラルのが好き
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レンタルで「Ray」観賞。去年「モンスター」で受賞したシャーリーズ・セロンは“仮装大賞”だったけど、ジェイミー・フォックスの主演受賞は思った通り“物まね大賞”だなー。助演でノミネートされた「コラテラル」の演技の方が断然好きだ。どっちの役にも「母親」が重要な所は偶然でしょうが。主演のジェイミーについては、そんな感じ。 ただ、演じた対象であるレイ・チャールズという人はやっぱり神というか「偉大」って言葉にするのは簡単だけど、そういう人って本当にいつまでも生き続けるんだろうな。肉体が無くなっても。別にファンでもないどころか、彼のCDなんて一枚もまともに聴いた事ない私だって、劇中に流れる曲が知ってる曲だらけだったもんね。彼に限らずだけど、こんなふうに知られてたり耳に残ったりする事が、どんなに偉大かの証なんだろう。 印象に残ったシーンは、レイがバックコーラスの愛人と喧嘩した挙句「その怒りを歌にしろ」とか言いながらピアノを弾き、そのままステージの場面へ流れる下り。ここは圧巻というか、良くも悪くもレイの天才っぷりが解かる場面です。もうポカーンというか素晴らしかった。 余談:のっけから流れるノリノリのピアノ演奏のイントロを聴いた瞬間「ブラック・レイン」で絶叫デュエットする高倉健とアンディ・ガルシアの姿がドカンと思い浮かんだ私は何とも中途半端なマニアだ。
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