a Day in My Life(旧)
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2005/03/20(日) 全てが微妙…「16歳の合衆国」
16歳の少年リーランドが、恋人ベッキーの弟ライアンを刺し殺してしまう。殺人を犯した理由を語ろうとしないリーランドだったが、矯正施設で出会ったパール教官に胸の内を語り出す。
タイトルからしてエキセントリックな未成年ものかと思いきや、かなり静かな作品です。主人公の俳優、演技力はあるけど、えらい顔が長いね(笑)16歳には見えません(まぁプロフィール調べたら1980年生まれでしたが)あと音楽が良かったなー。
こんなにも強烈な微妙さって珍しいかも。登場人物みんな哀しくて微妙な人ばっかり。良い人も完全に悪い人も出てこない。幸せ者もいない。ホントに「微妙」です。少年を更生させる筈の人が決して聖人じゃなかったり、悟りを拓いてるかのような物言いの主人公もやっぱり単なる未熟者だったり、一見天使のようなヒロインの少女も…。ポイントである「なぜ主人公は殺したのか」…単純に彼女にフラレたからと違うんかい!なんて突っ込みたくもなるんですが(←これは劇中で何度も主人公が否定する)多分その瞬間の彼自身にしか解からず、もう「その瞬間」じゃないから言えないんじゃないか。それぐらい虚しくて哀しい出来事だったという事かも。ただ観ていくうちに不思議と「なぜ?」がどうでもよくなってしまった。ほとんど会話劇で、印象的な言葉が多く出てきます。個人的意見だけど、たぶん窪塚くんの「GO」が好きな人にはオススメかも知れません。
それにしても、こんなにも存在感のないケビン・スペイシーは初めて観た(笑)出てくる度に「あ、いたっけ?」って感じだった。でも凄い懐かしい女優が出てた〜!ここを見てる若い人(←基準的には嵐くん以下の年代)には分からないかもですが10年ほど前に大ブームだった海外ドラマ「ツイン・ピークス」のオードリー役の人が出てた!主人公が旅先で知り合う人妻の役で、なんかどっかで見た顔だな〜?と思ったら、やっぱりオードリーでした!すっかり老けておばさんになってるけど、いわゆる“劣化”ではなくイイ感じのマダムになってるので、かつてのファンをガッカリはさせないでしょう。勿論ツイン〜の時の小悪魔さは消えてたけどね。


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