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2005/12/08(木)
癒し対決リクエスト「SAW」（04年米）
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智＆つよぽんへの果てしない共演願望は今更な事ですが、ああいう音楽番組やバラエティ以外のお芝居モノで本格的に共演してくれるとなったら、具体的にどんな作品が良いでしょうか？どんな作品でも2人なら観たい！という当然の事は置いといて、ちょっと前に観て「これ凄い！」と思い、意外性も含めて「この2人で観たい！」と直感した作品をご紹介します。タイトルはまんま「ソウ」と読みます。
薄汚れたバスルームで目覚めた2人の男・アダムとゴードン。足は頑丈な鎖で繋がれ、2人の間には自殺らしい死体。部屋には幾つかのアイテム。テープレコーダーとテープ、一発の弾丸、タバコ2本、携帯電話、2本のノコギリ。2人は次第に状況を把握し、脱出しようと試みるが…。これがあらすじ。
読んで予測はつくでしょうか、理不尽系密室サスペンスなんです。何となく借りて観たのがバンプー前位だったかな。カルト的人気を誇り私もハマって何度も観た「CUBE」（97年）という作品がありましたが、それ以来の衝撃的な面白さでした。こんなによくできたミステリーは久し振りだった。
全編ほとんど主役の男2人の芝居で、他は物語の鍵になる回想シーンが所々に挟み込まれるだけ。何しろ「CUBE」より現実感があるせいか、凄い臨場感でした。空間的に舞台劇のような…そうです、これを智＆つよぽんで舞台化して欲しいなー…と。2人の人物像は、妻子持ちの医者と、若い男。医者がゴードン、若者がアダムです。もちろん配役は智＝アダム、つよぽん＝ゴードンで希望。キャラ的には、智くんはちょっとヘタレなリフ。つよぽんなら「僕の生きる道」の初期のクールな雰囲気でしょうか。
ネタバレしない程度に少し明かすと、最後で泣いちゃう智ファン続出かもしれない（笑）感動じゃなくて「やめて〜！」って意味の号泣ね。うーん…やっぱりあんまり書けないな、これ以上は。でも、たまにはこんな風になってしまう大野智も良いかもよ？そして、あんな草なぎ剛も迫力かもよ？（たぶん）
画像は、クライマックスシーンの一場面です。ここのシーンは、ちょっと感動しますよ。左がゴードン、右の顔がハッキリ見えてる方がアダムです。このアダム役の人、名前はリー・ワネルというんですが、兼脚本家だそうですよ。若いのに凄いな〜。ちなみに主演の2人ともイギリスの俳優さんでした。で、ゴードン役の人どっかで見たな〜と思ったら「ホットショット」の人か（←「トップガン」の面白パロディ映画。チャーリー・シーン主演）随分ダンディになられた。「コレクター」の犯人役が彼だったっけ。その「コレクター」の続編で犯人だった女役の人が、この作品ではゴードンの妻役なんですね。コレクター犯夫婦ですか（笑）
そんな訳で、どっかのマイナー劇団が手を出す前に（笑）何とかして下さい、社長！（あ、もちろん映像でも全く無問題でございます）そしてこれをお読みの皆様、私の願望とは無関係に面白い作品なので（怖いの平気な方は）是非レンタルでどうぞ。
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