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2005/11/03(木)
哀しい事件
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こんな日に書く事じゃないけど、例の毒殺未遂の16才の少女のニュースでTVは(世間もかな?)大騒ぎだ。ちょっと疲れてて何もする気がなくボケッとTV見てたらビックリした。グレアム・ヤングに憧れる女子高生って…いや、単に“女子高生”と一括りにしちゃダメだし、人の興味は人の数だけあるもんだけどさ。私だってFBI捜査官著の本とか猟奇犯の心理を探る系の本よく読むから、その興味自体は驚かないけどさ。 ワイドショー見ると相変わらず知ったかぶりで話すコメンテーターがウザイ。中には「こんな子はどこにでもいる。そんなに驚く事じゃない」みたいな事を冷めた顔で言ったりもする。…驚くっちゅーねん。アホか。 16才の子が何たらいう難しい名前の薬を自分で買って母親に飲ませるんだぞ。そんな人間がどこにでもいてたまるか。そりゃ鼻垂らして漫画ばっかり読んでたような16才だった私には理解できないかもしれないけど、どこにでもいるだなんてシレッと言える大人って、彼女がした事と同等なくらい怖いよ。 でも未遂で良かったね。ホントに良かった。その分この母親と娘これから大変だけどさ。未遂じゃないより全然良い。 ちなみにグレアム・ヤングって映画化されてて、私はそれで名前を知った。かなり前でうろ覚えだけど、果てしなく陰気な映画でしたわ(そりゃそうか)勿論オススメなんてしません。これ観たおかげで暫くパン類とリンゴジュースが食べれませんでしたよ(笑)二度と観ないだろう。まぁでも彼女が「憧れた」のがエド・ゲインとかマンソンとかジェフリー・ダーマーとか、ああいういかにもなバケモノじゃなくヤングってのが逆に凄かった。リアル感いっぱいで背筋が凍った。食欲の秋なのに軽く食欲なくしたよ。
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