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2006/07/07(金)
ドナドナ七夕
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僕には宝物というか家宝というか大事なものがあります。
それは66年に製作されたフェンダーのストラトギター。
10年前師匠の島さん(コラム'05 9/22付、'06 4/28付参照)から譲り受けたものです。
大阪時代はこのギターがないとどうにもならないってほど毎日ステージで使ってました。
当時で30才を越えていた年上のストラト殿。
毎日苦労かけました。
梅雨時期なんかほんと辛そうだったなー。
それが秋田に来たら全然相手してあげられなかったね。
今やってる音楽はあなたじゃなくてレスポール君のほうが相性いいんだよ。
オフタイムのときにでも弾いてやればよかったけど、それもしなかったのは僕のせい。
弾いてあげてなんぼ。
ギターってのは骨董品じゃなくて楽器ですもの。
それに僕の腕では全然いい音出させてあげることが出来なかったな。
ぼくにとっちゃ正に宝の持ち腐れ。
あなたに申し訳なく、そして不憫な思いをさせたことでしょう。
手放す決心をしたのはそんなわけです。
一つワガママ言わせてもらえれば、知り合いに、というかこのギターを愛してくれる人に譲りたかった。
そうなると譲ってくれた島さんに戻すのが一番譲る側も安心できるというもの。
もしかしたらまたあなたに会えるしね。 未練たらしさも半分はいってますよ。
師匠ならバリバリあなたの特長を生かしてくれるはずだよ。
島さん、快くお引き受けしてくれてありがとう。
古き友人を再びよろしくお願いいしますね。
七夕の夜に旅立った宝物。
元気にまた会う日まで。ごう♪
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