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2003/09/17(水)
秋ですねぇ〜
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こないだ後輩から聞いた話。
幼稚園の頃、「冬眠の儀」があったという。
なんじゃそりゃ? お昼寝タイムの時の遊びか? お遊戯の出しもんか?
後輩によると、その幼稚園では亀を飼っていて、秋も終わりに近づくと亀の冬眠を園児みんなで見守る儀式ならしい。
へぇ〜、田舎の幼稚園は発想が違うなぁ〜。自然の摂理を教えるなんてさすがだなぁ〜。
話はまだ続く。
「うちら(園児)みんなで囲んで、穴掘るんですよ」
ふむふむ。
「ほんで、先生が亀をもってきてそこに入れるんですよ。いっつも暴れて先生も大変そうでしたよ」
ん!?
「そんで即効土かけて埋めて、来年の春、掘り起こすんですよ」
‥ ‥ ちょっと待てぃ!!!!
暴れてるってなに!? なんで即効土かける必要ある!?
「そうなんですよ。強引に冬眠させるんですよ。おかしいっすよね」
うん。おかしいと思う。 あなた、 正解。 幼稚園、不正解。
先生、それは「冬眠の儀」ちゃいまっせ。「生き埋めの儀」でっせ。
いじめっ子真似しまっせ。 いじめられっ子は春になっても目覚ましません!
きっと「○月×日 冬眠の日」みたいな感じで年間行事の中の決まった日に執行したんだろう。 けど、ひどい話だ。亀にも園児にも。
「へぇ、冬眠って暴れても埋めなきゃいけないんだ。じゃ家の亀も‥」 って思ってみんな埋めてたりしてたよ、きっと。 法廷で「幼稚園のころ先生がやっていたように●●君を埋めました。」 って証言する卒園生出たりするよ、きっと。(それは無いか‥)
どうせやるなら生きるために必要な「鳥の捌き方体験講座」とかにしようよ。 おなじ残酷な儀式でも意義があるっしょ。
でも「亀君かわいそう‥」なんて思ったりする園児は意外と少ないのかも。 そういや俺も幼少の頃、アリを無理矢理アリジゴクの巣に落としたり、 無理矢理バッタをカマキリに食わしたりして「自然の摂理」を無理矢理作っていたもんね。
そんなもんかなぁ?過剰に反応しすぎなんかなぁ?
意外と現場にいたらほほえましい行事だったりして。 毎年ちゃんと冬眠終えてでてくるんだもんね。
春は感動もあり!?
いや、春は爆睡中のところを「叩き起こしの儀」とみた!
ま、後輩もまっすぐ育っているようだし、良しとするか。
最近のプチびっくり話でした。
使おうっかな♪ やめとけよ! ごう♪
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