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2002/07/08(月)
映画「青い春」
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御存じ松本大洋が原作。音楽ミッシェルガンエレファント。 映画館で予告編を見た時から早く見たい!と思っていた。予告編だけでゾクっときたのだ。 あたしは漫画をあまり読まない。松本大洋も話は好きだが絵が苦手だ。
昨日のスカパラLIVEで久々にチバのがなりを聞いたあたしは、ずっとROCKモード。 というよりミッシェルモード。 ミッシェルを聞き、今日は会社にミッシェルTシャツで出勤してしまったほどだ。 「青い春」絶対今日見たい! 友に日を早めてもらい最終上映へ。これがまたよかった。 中に入るとミッシェルがガンガンかかっている。ここでもう上がる。 そして最終回は予告編がないので、この上がったまま本編に突入。
知っている人はわかるけど、屈折した少年の青春ものだ。暴力と死に直面している。 最初は松田龍平はどうかと思ったけど、 この暗さとミッシェルの音楽にあの冷たさ漂う彼の表情がピッタリはまる。 そしてあたしは、2度泣いた。最後はしゃくりあげてしまうのをこらえたくらい。 しかし隣の友を始め、回りは泣いている気配まったくなし。あたしだけ???? ミッシェルモードだったから?いや、そんなはずはない。 あたしは久々にいい映画を見た!もう1回見たいと思った。友の感想は普通。そーなん? 有名俳優じゃない彼らの演技がまたよかったな。 特に「GO」にも出ていた青木くん役の彼は素晴らしい。 ちょい役で出ていた小泉今日子がこんなコメントをしていた。まったく同感である。
彼女の中にもあたしの中にもある男の子願望。 『こんど生まれ変わったら男の子に生まれたい。この人生の中で何度思ったかわからない。 私にはかなりの男の子願望があるらしい。 男の子は、男の子しか入ることの出来ない絶対的な領域を持っている。 そこを覗いてみたい。出来たらその領域の中に存在したい。 でも、女に生まれてしまった限りそんな野暮なこと死んだって出来ないでしょ。 だから好き。だから憧れる。だから悔しい。』
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