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2002/10/03(木)
ミッシェルガンエレファント in ZEPP
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「where is susie?」ツアー。今後の新譜発売に向けてのツアーと思われる今回。
この低迷の状態ではやはり楽しみであるはずの場所へ行く事さえもめんどくさくなっていた(かなり重症)。 開演ギリギリに到着。後方から入るとなんだかこの辺は人がまばら。 まぁ、前方はきっとぎゅうぎゅうなのだろうが、こんな空間があるなんてありがたい。 ミッシェルライブは最後尾のはじっこであろうが暴れていてぎゅうぎゅうで、安心できる空間なんてないものなのだ。 ステージが見渡せ、キュウちゃんのドラミングがバッチリ見れるベスポジをGET。
そして10分過ぎた頃、照明が消える。そしていつものゴットファーザーのテーマかと思いきや、 なんと「モナ・リザ」が流れてくる。そうあのナットキングコールの。なぜだろう、なんだか目頭が熱くなる。 今回のライブはアンコールの辺りが今までのミッシェルのライブと言える感じで、 全体的に新曲の嵐はどこか大人の感じで、世界に引き込まれる要素があった。 セットなどない「聞かせるステージ」がお決まりの彼ら。 でも今回は途中後ろの幕にデザインワーク映像が流れたりする。そう「見せるステージ」だ。 そして「がなる」だけではなく、メロディーが感じられる。 相変わらずチバが発した言葉といえば「ハロー」「サンキュー」「またね」の3回のみ。 途中キュウちゃんが「ようこそ」、手拍子が早くなる客に向けて「君たち飛ばしすぎ(笑)」の2言。 そしてキュウちゃんは2回のアンコールを終えて、客席にダイブした!あわてるスタッフ。 しばらくして大の字になったキュウちゃんは客の手の波でステージに戻される。愛すべきキュウちゃん(笑)。 低迷中の自分に都合よかったミッシェルの「いい意味で落ちる音」。 下手に軽いHAPPYをもらうよりは、重い世界の中で存在感を見せつけられるミッシェルのライブは、ちょうど良かったのかもしれない。
そして会場を出て携帯の電源を入れる。メールを受信。着メロはミッシェルの「世界の終わり」。 ここの低迷日記を読んだ友からだ。彼なりの彼らしい言葉におもわず微笑んでしまい、元気をもらった。 ゆりかもめに揺られながら返事を打つ。なんだかとても穏やかな気持ちになった。 たぶん彼はこの日記も読むのであろうから、あまり詳しく書くのはやめよう(笑)。 気持ちが伝わる言葉は、人を救います。ありがとう。
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