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2002/10/24(木)
SPECIALS VS DOBERMAN in 川崎CLUB CITTA'
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THE SPECIALS’ NEVILLE STAPLE vs DOBERMAN [ゲスト] 東京スカパラダイスオーケストラ [OPENING ACT] ROLLINGS [DJ] 東京ロンドン化計画
今夜の我々にアッパレ!(笑)という感じのイベント。 我々は体調もすぐれないし、という事でおとなしく見ようかと思って、 ゲストのスカパラの出番に合わせて会場に行くも、まだまだ入場に長蛇の列。 なんなの?とここで1発目の疑問。SKAなファッションばかり。わかりやすい・・・。 我々は番号が早い為、そのまま入場する。ライブはほぼ時間通り進んでいる様でROLLINGSがやっている。 この音で盛り上がっている予想に反してのギュウギュウの会場。ここでまたもや嫌な感じ。 次のスカパラまでの間、DJありで、踊っている若い集団。なんだかこれがまた不快感。 そしてこの様々な事がフツフツと我々のテンションを狂わせていったのである。
スカパラ登場と共にそのテンションはスイッチON! ど真ん中辺りで叫ぶ。というか、やけくそ気味の絶叫&拳(笑)。ここからはもう壊れてしまった我々。 ものすごい腕上げのモンキーダンスやら、周りとのぶつかり合いの勝負。 久しぶりにTシャツがびっちょりになった。 今、冷静になって思い起こすと、なんの曲やったとかMCとか、記憶がほとんどない(笑)。 ただ、イベントにしてはものすごく大人なナイスな選曲で、すっごく盛り上がった事は間違いない。 そして今、自分の左拳には大きな青タンができている(笑)。まさに戦いの証(笑)。 大きな声を出して、暴れて、「なにか」へのウサ晴らしのようになってしまった気もするが、 ものすごいスッキリしたことは確か。 例えば、バカヤローな課長にジャブを連打してるようなスッキリ感(笑)。
続く、わりと好きなBANDのDOBERMANのライブは外のモニターで見て、 メインなのであろうトリのSPECIALSを見ずに会場を後にした。
NEVILLE STAPLE(SPECIALSのVo)は、前回の再結成来日LIVEで(日比谷野音)、 登場したと思ったら、そのまま最前列ど真ん中で見ていたあたしの前に飛び下り 手を差し出すので握手をした。とてもフレンドリー(笑)。あのライブは楽しかった。 けど今回はSPECIALSというよりNEVILLE STAPLEがメインらしいので、 スカパラがゲストじゃなく、友にも誘われなかったら、来なかったかもしれない。 それでもいいのだ。それほど妙な達成感に包まれて我々をここまでにした「なにか」とはなんなのだう?
あたしはSKAが好きなはず。何年か前は踊っていたはず。でも今はなにかが違う。 このムカツキ(?)というか、これはなんなのだろう 少し前のSKAシーンの残像をもう見たくないのかもしれない。 軽いスッチャスッチャ(いわゆるヌルイ、ユルイ、カルイBAND)の音で踊りまくっている若者。 「だったらココへ来るなよ」と言われてしまえばそれまでだが、 集団で同じような格好をして同じような踊りで暴れているのは、なんだかもうゴメンナサイという感じ。 これは客にもBANDにも感じる事。ホーンがあってギターがスッチャスッチャならSKAなのか?! 個性がないぞ。似たような音ばかり出すBANDに魅力はない。 多分、自分も何年か前そうだったかもしれない。 その時きっと年上の人は今の自分のような気持ちだったんだろうなぁ。 「お前らホントにわかってんのか?」って。 あたしも大人になったんだ(とっくに大人だろう 笑)。 ちゃんと「音楽」=「音を楽しむ」ことが、最近すごく大事な気がする。
P.S.発売中の「ROCKIN'ON JAPAN」。これはイイ!保存板!スカパラの15年〜前編〜。 あたしのスカパラ歴11年目。(薔薇のお方に一目惚れして11年目。笑) ミーハーなあたしがこんなにも浮気しないのは(できないでいるのは)、 スカパラは「東京SKA」というオリジナリティーを生み出し、 常に、BANDにもメンバー1人1人にも魅力的な個性を感じるからだろうな。
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