校長先生の日記
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2005/09/02(金) 成長の2学期に!
 例年になく暑い日が続きました。朝夕の寒さと比べあまりにも気温差が激しいので、油断をすると体調を崩しやすい時期です。2学期がスタートし、久しぶりに学校に歓声や合唱が響いています。始業式では生徒会長から最後の西中生としての強い決意が述べられました。そのあと全校21名による合唱「夜汽車」が体育館を包みました。感動の瞬間でした。
 2学期は一番収穫の大きい学期です。夏休み中、いろいろな行事に参加したり、家族団らんの中で、学校では味わえないたくさんの思い出や感動を創った生徒も多いと思います。また、毎日しっかりと学習に取り組んだ生徒も多いことと思います。その貴重な体験や頑張りを2学期の学校・家庭生活にさらに役立ててほしいと思います。
 過日、故郷に帰って来た大勢の方々と一緒に盆踊りが西芦・頼城地区それぞれに盛大に開催されました。いつもですと盆踊りが終わる頃には秋風が吹き肌寒くなりますが、今年は雪解けが遅かったせいか、夏も名残惜しそうに居てくれたようです。中学校が無くなってもいつまでもいつまでも続いてほしい「地域の絆」ですね。故郷の匂いはいつも変わらずそして忘れないものです。 〜中略〜
 駒大苫小牧高が57年ぶりの「夏の甲子園連続優勝」の快挙を成し遂げました。道内のみならず日本全国の人々に大きな夢や勇気を与えてくれました。その活躍ぶりは永遠に人々の心に残り語り継がれていくことと信じます。これからの時代は、これまで以上にもっともっと人々が互いに信じあい、子どもたちに夢を持たせられる「世の中」づくりが必要であると痛感します。かつて、青色発光ダイオード開発者の中村修二さんが「人生をいかに生きていくか、小学生から自立に向けていかなければなりません。日本では大学生になっても自分の好きなことがわからない。自分が人生で本当に何をやりたいのかを、中学、高校生の頃に見つけることが一番大事。そしてそれに向かって一生懸命に努力することです。」と述べています。また、養老猛司さんは「人間の身体は、科学で説明するならC,H,O,N,Sの塊です。しかも身体を作っているそれらの物質は一年で九割以上が新しく入れ替わります。脳も同じです。自分を変えようと思って努力するなら、必ず結果はついてくるのではないでしょうか。」と述べています。今、日本は確実に情報化社会に時流を転じました。世界や国内はもとよりメディア通して様々な情報が氾濫・肥大化しています。見たことも無い地域の出来事に一喜一憂することも多くなってきているのも現実です。さらに、地域社会の再編や学校教育の改革が加速し、子どもたちを取り巻く環境も複雑に変化してきています。そんな時代だからこそ日々身近なところから、子どもたちに「未来をたくましく生きぬく力」と「じっくり自分を見つめ、可能性を育む忍耐強さやしなやかさ」を保護者と学校・地域が一体となって育てていかなければならないとあらためて強く思います。1学期に蒔いた「学習・進路・生徒会活動・部活動の『種』」が大きく育ち、「花」を咲かせる『実りの秋』は直ぐそこです。 〜後略〜
                          (8月学校便りより)


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