校長先生の日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年9月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
最新の絵日記ダイジェスト
2006/03/31 閉校です
2006/03/24 長い間、ありがとうございました。
2006/02/09 感動・校内合唱交流会!
2006/01/31 開花・飛躍の年に〜1月学校便り〜
2006/01/30 ラスト・スキー学習〜かもい岳〜

直接移動: 20063 2 1 月  200512 11 9 8 5 4 3 2 1 月  200412 9 月  200312 月 

2005/09/08(木) 学校祭が終わりました。
9月4日、「開校10年記念学校祭」が終了しました。「思いや心」が形になって生徒・教職員一人ひとりの一生の宝物になりました。今日は、心配されていた大型台風が芦別では幸い被害もなく過ぎ、青空が見え始めています。これからは、閉校式や閉校統合に向かって本格的な準備となります。

2005/09/04(日) 開校10年記念学校祭です
本日、「開講10年記念学校祭」を開催いたします。お待ちいたしております。

2005/09/03(土) 西芦別中学校閉校に関して
 本校は、平成18年3月31日をもって閉校いたします。
 これまで本校にお寄せいただいたご支援・ご協力に心から感謝とお礼を申し上げます。閉校に関する式典等の詳細についてホームページに掲載いたします。
 閉校にあたっては、芦別市の主催で「閉校式典」を、また新生西芦別中学校としての10年の歩みや思い出を綴った記念誌の発行と「惜別の会」実行委員会主催の「惜別の会」を予定しております。
 なお、「旧西芦別中学校同窓会」が「記念碑」を建立いたしますので、あわせて閉校式の日に、旧西芦別中学校同窓会の主管によりまして記念碑の除幕式を行います。
 ○ 閉校記念誌及び記念碑の文字は 「羽ばたけ未来へ・・・」
    グランドフェンス看板の文字は 「大好き西中 また会う日まで」
 ○ 「閉校式典」
    日時:平成17年11月13日(日)午前10時
    会場:西芦別中学校体育館
 ○ 「記念碑」除幕式
    日時:平成17年11月13日(日)午前11時30分
    会場:西芦別中学校 前庭
 ○ 「惜別の会」
    日時:平成17年11月13日(日)午前12時30分
    会場:「北の京芦別」
    会費:5,000円(事前申込必要)
 ※ お問い合わせは、芦別市立西芦別中学校までお願いいたします。

2005/09/02(金) 成長の2学期に!
 例年になく暑い日が続きました。朝夕の寒さと比べあまりにも気温差が激しいので、油断をすると体調を崩しやすい時期です。2学期がスタートし、久しぶりに学校に歓声や合唱が響いています。始業式では生徒会長から最後の西中生としての強い決意が述べられました。そのあと全校21名による合唱「夜汽車」が体育館を包みました。感動の瞬間でした。
 2学期は一番収穫の大きい学期です。夏休み中、いろいろな行事に参加したり、家族団らんの中で、学校では味わえないたくさんの思い出や感動を創った生徒も多いと思います。また、毎日しっかりと学習に取り組んだ生徒も多いことと思います。その貴重な体験や頑張りを2学期の学校・家庭生活にさらに役立ててほしいと思います。
 過日、故郷に帰って来た大勢の方々と一緒に盆踊りが西芦・頼城地区それぞれに盛大に開催されました。いつもですと盆踊りが終わる頃には秋風が吹き肌寒くなりますが、今年は雪解けが遅かったせいか、夏も名残惜しそうに居てくれたようです。中学校が無くなってもいつまでもいつまでも続いてほしい「地域の絆」ですね。故郷の匂いはいつも変わらずそして忘れないものです。 〜中略〜
 駒大苫小牧高が57年ぶりの「夏の甲子園連続優勝」の快挙を成し遂げました。道内のみならず日本全国の人々に大きな夢や勇気を与えてくれました。その活躍ぶりは永遠に人々の心に残り語り継がれていくことと信じます。これからの時代は、これまで以上にもっともっと人々が互いに信じあい、子どもたちに夢を持たせられる「世の中」づくりが必要であると痛感します。かつて、青色発光ダイオード開発者の中村修二さんが「人生をいかに生きていくか、小学生から自立に向けていかなければなりません。日本では大学生になっても自分の好きなことがわからない。自分が人生で本当に何をやりたいのかを、中学、高校生の頃に見つけることが一番大事。そしてそれに向かって一生懸命に努力することです。」と述べています。また、養老猛司さんは「人間の身体は、科学で説明するならC,H,O,N,Sの塊です。しかも身体を作っているそれらの物質は一年で九割以上が新しく入れ替わります。脳も同じです。自分を変えようと思って努力するなら、必ず結果はついてくるのではないでしょうか。」と述べています。今、日本は確実に情報化社会に時流を転じました。世界や国内はもとよりメディア通して様々な情報が氾濫・肥大化しています。見たことも無い地域の出来事に一喜一憂することも多くなってきているのも現実です。さらに、地域社会の再編や学校教育の改革が加速し、子どもたちを取り巻く環境も複雑に変化してきています。そんな時代だからこそ日々身近なところから、子どもたちに「未来をたくましく生きぬく力」と「じっくり自分を見つめ、可能性を育む忍耐強さやしなやかさ」を保護者と学校・地域が一体となって育てていかなければならないとあらためて強く思います。1学期に蒔いた「学習・進路・生徒会活動・部活動の『種』」が大きく育ち、「花」を咲かせる『実りの秋』は直ぐそこです。 〜後略〜
                          (8月学校便りより)

2005/09/01(木) 閉校します
 本校は平成18年3月31日をもって閉校することになりました。明治33年の開墾依頼、子弟教育の厚い熱意は脈々と受け継がれ、六・三制により昭和22年に頼城中学校と旧西芦別中学校が開校いたしました。炭鉱最盛期には街中が活気にあふれ芦別の中枢を担っていました。両校の卒業生も15,000余に及びます。しかし、昭和30年頃からの石炭産業の斜陽化とともに全国各地の鉱業所が次々と閉所し、最後まで残った三井芦別鉱業所もついに平成4年9月28日にその歴史を閉じました。その後、生徒数も激減しました。平成8年には両校を統合して、新生西芦別中学校として第二の出発をすることとなりました。
 統合から今年度で10年目を迎えます。統合時は50名の生徒でスタートいたしました。地域活性化や宅地造成等により微増ながら生徒の増加を見込んでの統合でありました。しかしその後の地域人口の流出に歯止めがかからず、年々生徒数も減少してまいりました。私が平成15年度に赴任したときにはすでに生徒数は37名でした。平成16年度には33名、そして今年度は21名まで生徒数は減少いたしました。年度により学年児童数の若干の変動はありますが西芦別小学校児童数や地域人口の推移から今後の生徒数増加は見込めず、芦別市はついに大きな決断を致しました。本校は今年度で記念すべき開校10周年を迎えましたが、同時に閉校という苦渋の選択をしなければならなくなりました。昨年の臨時PTA総会から何度も話し合いを重ね、子どもの将来のために「統合やむなし」との結論を得ることとなり、昨年度末には正式に閉校が決定いたしました。これまでの本校教育への数々のご支援ご協力に、衷心より厚く感謝とお礼を申し上げます。今後は、生徒全員がスクールバスで上芦別地区の芦別市立啓成中学校に通うことになります。本校のあとには西芦別小学校がはいり学校校舎概観はそのまま西芦別小学校に引き継がれます。本校最後の卒業生は5名、開校10年以来131名の卒業生となります。今後は西芦別中学校最後の1・2年生16名が、啓成中学校に本校の歴史と伝統・文化を継承する核となっていただき、未来に向かって逞しく誇らしく邁進していただけることを祈念いたします。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.